風に吹かれて~☆ -781ページ目

☆映画「英国王のスピーチ」


 風に吹かれて~☆
2010年 イギリス/オーストラリア  118分

2010年2月26日公開


監督:トム・フーパー

出演

 英国王ジョージ6世:コリン・ファース

 ライオネル・ローグ:ジェフリー・ラッシュ

 エリザベス:ヘレナ・ボナム=カーター

 エドワード8世:ガイ・ピアーズ


<ストーリー>

イギリス国王ジョージ5世の次男として生まれたジョージは

幼いころから吃音症に悩まされていた。


1930年代にラジオ放送が始まり

国王が直接 人民に話しかけるようになっていた。

ヨーク公であるジョージも 万博の閉幕のスピーチを

するのだが、結果は惨憺たるものだった


あらゆる医者に診てもらい、いろいろな治療も試すが

改善の様子は見られない。

心配する妻のエリザベスは スピーチ矯正の専門家である

オーストラリア出身のローグを訪ねる。


ローグは対等な立場でと言い、ジョージを自分の

診療室へと呼び、型破りな治療を始めるのだった。。。


<感想>

2月27日に発表された第83回アカデミー賞の

作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞を受賞しました


その効果のせいか、レディースデイの今日

劇場 満員の盛況です


言葉を話そうとしても、思うように出てこないもどかしさ

克服しようと努力する姿に胸を打たれました

このジョージ6世は 現女王エリザベス2世の父にあたります。


本来だと次男であるジョージは国王になることはありません

ところが「王冠をかけた恋」といわれた事件が起こります。

ジョージの兄エドワードが離婚暦のあるアメリカ人女性と

結婚するため退位してしまったのです。


その結果、ジョージがジョージ6世として即位することになります


時は第2次世界大戦の直前です。

ナチスの進行が始まり、ジョージは

国王として国民に宣戦布告したことを伝えなければならないのです


ここまでこうやって書いてくると

すとく真面目な伝記映画という感じですね


ところが、シリアスな部分もある一方で

コメディタッチに描かれる部分もあり一気に見せてくれます


今だと メディアに常にさらされている

ロイヤルファミリーですが、昔は新聞くらいです

顔も知られていないので、治療に通ったりもできたんですね


この英国王ジョージ6世を演じているのが

コリン・ファースです

真面目で悩む役をやらせたら右に出るものはいない?(笑

ブリジッド・ジョーンズの日記で一躍世界的に有名になりましたが、

やはり「高慢と偏見」を推したいです

それはそれは、ミスター・ダーシーが板についてて

格好良かったのよ

今回の国王役よりも貴族だったダーシーのほうが

高貴な方っぽかった(笑


スピーチ矯正家のローグを演じているのは

ジェフリー・ラッシュ、パイレーツ・オブ・カリビアンの

キャプテン・バルボッサって言った方が分かりますよね


本当にオーストラリア出身です。

そして、演技がうまいんだわ


この映画、イギリスの俳優さんがたくさんで

ハリー・ポッターとかぶっている方が多いんです


まずは ジョージの妻エリザベスは

ヘレナ・ボナム=カーターです

ヴォルデモードに仕えていて ハリーの名付け親シリウスを

殺した闇の魔法使い(魔女)ですよ~


ティム・バートンのパートナーなので

彼の映画にも出演していますが

いつも個性の強い、ちょっとおかしな役です


今回のエリザベスは素敵な奥さんでしたよ

この映画が成功したの 彼女の貢献度も大きいと思います


それからジョージ6世の父 ジョージ5世を演じていたのは

ダンブルドア校長のマイケル・ガンボン


英首相チャーチルが ロンのペットのネズミに化けていた

ティモシー・スポールだったので笑っちゃった



ラストの戴冠式へ向け 物語は淡々と(描き方がね)

それでいて 退屈させることなく一気に進み

見終って、よかったなぁと思わせてくれた映画でした


☆は4つ半です