風に吹かれて~☆ -393ページ目

父から聞いた戦争の話

中学生が夏休みの宿題で
「戦争体験者から話を聞く」という
課題が出たのだそうです

今の中学生のおじいちゃんやおばあちゃんも
戦争を経験していない人が多くなってきました
また、戦争は体験していても
幼くて記憶がない・・・

戦争が終わって69年ですものね

先日 実家に電話したときに
父に戦争の話を聞いてみました

母からは空襲で逃げまどった話
疎開の話など聞いた覚えがあるのですが
父から聞いた記憶がないのです

父はまだ小学生で、兵士ではありませんでした
だから銃後の守りの一員だったそうです

ある日、アメリカ軍の飛行機が飛んできて
焼夷弾をばらばらと落としてきたそうです
酸素ボンベより一回り大きい焼夷弾の中には
グリースのような油が入っていて
それが破裂して飛び散ると
とんだ先から火が上がったそうです

必死で火を消したと聞きました

かなり危険な行為だと思うのですが
その頃の少年は
「火を消さなければならない」という使命感を
持っていたので、怖くはなかったそうです

隣のおじさんが目の前で直撃を受け
亡くなったことも話してくれました

父から ちゃんと話を聞いたのは初めてで
本当に驚きました

聞かなかったわたしが悪いのか
義父からも 伯父(父の兄たち)からも
戦争体験を聞いたことはありません

男性はほとんど話してくれなかったような気がします

父に言わせると
戦争のことを思い出して話をしたというよりは
その記憶は鮮明で思い出さなくても
ここにある!
のだそうです

この記憶はちゃんと後の世代に
伝えていかなくてはならないと思った
父との電話でした。