MOON -19ページ目
ボロボロになって泣きわめく
まだ限界じゃないまだ大丈夫
自分に嘘をつく 大丈夫大丈夫
息を潜めて過ぎるのを待つ
思考回路をとめて
見えない未来は諦めた
悪夢は続く
終わりは来ない
深い海の底に沈んだように
いつも息苦しい
底から手を伸ばして
誰かに気付いて欲しくて堪らない
淀んだ人の群れにのまれ
前が見えなくなる
光は一体どこなのか
伸び過ぎた前髪の下で
声を殺して泣く
どうか誰も気付かないで
目に映る景色は
どれもこれもカラフルに色付いていて
追い詰められているようで、吐き気がした
言葉を貯める
言葉を書きとめる
口に出せなかった言葉が次々と。
伝えていれば現状が変わっていたかもしれない
後悔を書きとめる
ため息と一緒にさようなら
壊れていく音を聞く
内側からゆっくりと壊れていく
誰にも知られず壊れていく
人の心が見えたなら
人の心の声が聞こえたなら
もう少し上手く生きられたんじゃないか
いやきっとそんな世界、逃げ出していた
同じ空がないように
同じあなたもいない事を
繰り返しのように来る日常のせいで
私は忘れかけていた
探し物は見つからない
悲しみの埋め方とか幸せの定義とか

