割り切って生きていく
私の生き方は間違いだと
ある人は顔を歪めた
私が目指した場所は一体どこだったのか
目指して目指して進んでいた筈が
気付けばゴールを見失った
制限時間内に思い出す事ができるだろうか
辿り着くことができるだろうか
色んな所に沢山のものを置いてきた
手の中は空っぽで視界は霞んでしまった
キラキラしていた沢山のものが
モノクロへと変貌して
すくい上げてもすくい上げても
手の中は空っぽ
いつだって時間がない時間がないと
忙しなく白ウサギのようになってしまった
ないものねだりを繰り返す
届かないものへの憧れ
振り払うことのできない過去に怯え
端っこの方で膝をかかえる
空の青さにも気付けぬ程
アスファルトばかり眺めて
白い煙を吐き出す
大人になれば変わると思っていたのに
変わっていくのは景色ばかり
自ら輝く太陽に焦がれる
私はまるで月
