年が明けてしまえば
私は素直になれるんじゃないかと
思っていたけど無理でした
わたしは
わたしは
わたしは
肝心な事などいえもしない
口から出るのは中身のない言葉ばかり
あなたの真似をして珈琲を飲んで
あなたを忘れる為に煙を吐いて
溢れた記憶なんて
なくなってしまえばいいのに
ここが苦しくて
嫌でたまらなくて
私は少し変わってしまった
麻痺した感覚で
切り捨てられることに慣れてしまって
切り捨てることも覚えてしまった
目をつりあげた天使が耳元で囁き続ける
こわいこわいあの人は
まるでこわくなかった
こわいこわい悪魔は私だった
向けられた好意が
鬱陶しくて鬱陶しくてたまらなくて
そんな人達を跳ね除けた
黒い黒い私がニヤリと歯を見せる
