蛹化の女 | ちまたの都合

ちまたの都合

ほんとのホントに
他愛のないヒトリゴトです。

月光の白き林で

木の根掘れば

セミのサナギの

いくつも出てきし

あゝ あゝ

それは貴方を想い過ぎて

変わり果てた私の姿

月光も凍てつく森で

樹液すする 私は蛹化(ムシ)の女



いつの間にか貴方が私に気づく頃

飴色の腹もつ虫と化した娘は

不思議な草に寄生されて

飴色の背中に

悲しみの茎が伸びる





曲を思い浮かべながら
書いたんですが、
たぶん合ってると思います(^^)

この世界観が好きですね~。

戸川純さんの作詞です。