朝、犬の散歩に行ったらラジオ体操に向かう親子連れをたくさん見かけた。
首から下げた出席表、懐かしいなぁ。

行く度にハンコを押してもらい、最後の日にご褒美の景品がもらえた。
当時は皆勤だとアルバムがもらえて、私の子供の頃の写真はそのアルバムに収まっている。

だんだんと景品は変わってきて花火セットなんていうものになったが、
皆勤の子も、休んだ子も、景品に差がなくなってきた。

もしやゆとりの始まりか?

今思えば、きっとどこかのおばさんが、「うちは必ず旅行に行くから」なんて言って、景品の差があることにケチをつけたに違いない。

という私も毎年8月1.2.3日のどこかで旅行に行く我が家の習わし。

その時はインチキをして、知り合いの婦人部のおばさんにハンコを押してもらったものだ。

なんとなくそんな時代だった。

うちは共稼ぎ家庭だっから、親はPTAなどには積極的な参加をしていなかったが、祖母が町会連中にちょっと顔が聞いたものだから、そのラジオ体操のハンコは唯一の特権だった。

その頃はラジオ体操は夏休みの始めから終わりまでの長期間あったから、
皆勤のアルバムは、妥当だったんじゃないか。
なんて、今思う。

そして、その1泊旅行だが、母の勤め先の保養所を毎年母が確保してくれていて、家族で過ごす貴重な旅だった。

古き良き時代?
いやいや、今を充分に満喫してるでしょー。
photo:01


写真は木更津。
記事と関係ありません(笑)