帰る場所は…? ー「月に囚われた男 MOON」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

2010年の公開当時は

デヴィット・ボウイのご子息

長編デビュー作ということでも

話題になりましたね。

20152月投稿のリライトです)




☆☆☆☆★




たったひとり 月の裏側

宇宙資源を 掘り続ける

地球への帰還を 心待ちにする男は




事故をきっかけに

もうひとりの 自分を見る




自分1人の この基地に

なぜ人が?





「月に囚われた男」Moon




☆☆☆☆★




話し相手ガーティの声が

妙に近しく感じられて


エンドロールに

ケビン・スペイシーの名を見つけ

ニヤリ。




★★★★☆




月面で採掘中 事故ったはず

目を覚ませば 基地の医務室


朦朧としたその目に映るのは 自分そっくりの男




そいつを見てから

頼りにしていた 人工知能ロボットも

自分の記憶も

会社との通信も

ビデオレターの家族も

…何もかもが怪しく見えてくる!




☆☆☆☆★




明かされていく秘密

というか

気づいていく秘密

というか。




激しい頭痛を覚えた頃から

すべてが怪しく

疑わしく

そしてもうひとりの自分(!?)




この怪しさ加減

どこかヒッチコックテイスト

何もないのに手に汗握る感じ。




音楽も

静かに、淡々と

でも何故か煽られるような。




★★★★☆




「地球へ帰りたい」

と切望していた男が知った

自分の運命




地球へ、

それはとりもなおさず

家族のもとへ、だ。


それが「ない」と知る時の

絶望感たるや




ラストに希望を見いだすか

なんでこうなんだよ!と

怒りを抱えるのか




後味も分かれそうな97分。

あなたはどっち?








この映画は

どなたかへオススメすること

あるかしら?^_^




☆☆☆☆★






 ギフトSCREENING セッション

【スケジュール】

 各日11時〜20時



2月

15(土)、16(日)、23(日)、24(月・祝)、29(土)



平日は夜19時以降のみ
フォームのQ3に、第3希望日まで記入の上、送信してください。






 ギフトSCREENING セッション

 

【形式】対面90分


【場所】都内近郊

    申込の方へお知らせします


【料金】¥12,000 ¥6,000(税込)


    お申込はこちらから




★★★★☆




SCREEN(私設)研究所

高橋 早苗



♬プロフィール

映画音楽好きな母と、TVで観たヒッチコックをきっかけに、映画の面白さに目覚める。新作よりも古い映画に興味を持ち、観た映画は1,121本。

現在は、潜在数秘術をベースに、選ぶ映画と心の関係を詠み解いている。




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「観る」ことは「決める」こと。 わたしのSCREENを選ぶこと。

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