私が
映画レビューを書くのは
あくまでわたし自身のためです。
セッションで、取り上げたタイトルの話をした後、
必ずお伝えすることがあります。
私が語ったことは
全部忘れていいので、
あなたが、あなた自身が
…一番観たいと願っている景色は
どれかな?
…一番感じたがっているものは
何だろう?
という目線で観て欲しいと。
監督が、作者が
言いたいこと
伝えたいことじゃない
あくまで、あなた自身が、です。
あなたが
心の底から観たがっている景色
感じたい
味わいたい想い
それを探して欲しい
観た後に
感想文でも書くような気持ちで
観て欲しくない
どういう話かまとめるような感覚で
スクリーン上の話を
追わないで欲しい
追っかけて欲しいのは
あくまで
あくまでも
あなた自身が居る景色なのです。
もう一度いいます。
私が映画レビューを書くのは
あくまで
わたし自身のためです。
レビューは
わたしが
わたしだけが見つけた景色を
書き留めています。
そう、あなたが
目の前のスクリーンから
あなた自身が居る(だろう)景色を探す時
人のレビューは実際
何の役にも立たないのです。
☆☆☆☆★
♬高橋 早苗 プロフィール
「観る」ことは「決める」こと。 わたしのSCREENを選ぶこと。
https://profile.ameba.jp/ameba/parallel13
記事整理も兼ねて
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