映画の中は 起きたことだけ。 頭の中は起きてないことだらけ。 ー これからの映画術(4) | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

▽▲▽

映画のスクリーンを観て、味わい、受け取り、

あなたの現実のスクリーンを彩る為の

これからの映画術。

▲▽▲






映画の中は 起きたことだけ

映っているのは 起きていること


観てるこちらは いろんな想いを乗っけて観る

(人の解説聞いて その通りそのまま見るのも含めて)


その時

観る人の数だけ スクリーンが現れ

一つとして同じものはない




主役中心に 物語は回り

主役と脇役は 良くも悪くも比べられる

同志にもなれば敵役にもなる


主役をちょっと脇に置いて

脇役から映画を観れば 全然違う景色

そう 世界はスピンオフだらけ




己のちっさな常識なんて 軽く常識外

登場人物たちは 見事に役割分担

本当に見事に!

何のために存在するか  はっきりした登場人物たち

それは 終わりから考えられてるから




☆☆☆☆★




2006年公開の「かもめ食堂」には


「もし、明日世界が終わっちゃうとしたら、最後に何をしますか?」

という質問がでてきます







とっておきの材料買ってきて

いっぱいご馳走つくって

仲の良い人だけを呼んで

のんびりと美味しいお酒を飲みながら

美味しいものを食べたい


…と答える笑顔がある^_^




《終わりから考える》




ラストシーンがあってこその映画

ただし 現実のスクリーンで

私たちは誰一人 ラストシーンを描けない

そして誰も ラストシーンなど

目指してない


…ラストがわかっていたら

あーでもない こーでもないと

なんとかしようと 頑張ってしまうもの




だいたいが

「もし、明日世界が終わっちゃうとしたら、最後に何をしますか?」

という問いの答えには

絶対に上らないようなことを

いま一番、気にかけていたりする

 

なーんか、可愛いもの♪と

肩の力も抜けちまうというもの(p_-)




誰もラストシーンは描けない

だからこそ面白く楽しめるのが

現実のスクリーン




★★★★☆




《終わりから考える》

…今生で人間はおしまい。ならば

最後の晩餐ならぬ 最後の三次元?




現実のスクリーンは

スピンオフだらけ クロスオーバーだらけ


あなたが主役で 他は全員脇役

・・・と言われ 頭では分かった気になれても

あなたが 主役を生きていない気がしているなら

誰か 他の人物を 主役に据えてしまってるだけなの^_^







酸いも甘いも

味わい楽しむ以外に

一体何があるっていうのかしら( ͡° ͜ʖ ͡°)






映画の中は 起きたことだけ。

頭の中は 起きてないことだらけ。




それも、数の仕合わせ。




★★★☆☆



《かずの葉の庭》主宰

|★|高橋 早苗Facebook




高橋 早苗プロフィール

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