【アップサイクル】
サスティナブル(持続可能)なものづくりの新たな方法論のひとつである。従来から行なわれてきたリサイクル(再循環)とは異なり、単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことを、最終的な目的とする。
アップサイクル | 現代美術用語辞典ver.2.0 - Artscape
公式サイト
「ガラクタはたからもの」とのコピーが添えられているが、ピンと来ず。
私の中では、無印のダンボール家具など使ってたこともあり、ダンボール=ガラクタの図式はなく。
ただ、使い終われば確かに資源ゴミに出しちゃうんだよなぁ。だから、なるべく通販使いたくない気持ちもあったりする。←ま、それしかなければ使うけどw
で、なーんか気になっちゃったので観に来た。
のっけから英語のナレーション。そして日本語字幕。
ん?外国映画じゃないぞ?
…そか、はなからみんなに見せる為なのか。区別ないね~。
そう、区別がない。
ダンボール=ゴミの概念は全くなし。
でもってこの、ヒゲ男のダンボール愛と熱が凄い。
これ使える♪からダンボール、ではなく、ダンボールが持つストーリーを追っかけてる。
↑新品じゃ違う言うてるしw
老婆心満載で言うなら、
何?競争率100倍の超難関を突破し入社した会社を、そのダンボール愛ゆえに辞めるの?いいの???てなもんだが
・・・いいんです。
得意先へ出向くタイミングで、大事なダンボール見つけた♪って、抱えていこうとする人ですもんね。
何?このヒト変態?
・・・そんなことこっちが思う間も、ひたすらダンボールを語るヒゲ男。
そして、彼が目に留めた逸品は、芽が出たじゃがいもと共に放置された、薄黄緑色のダンボールだった。
↓画像、お借りしましたm(_ _)m
carton
誰も目に留めないですよね~、なんて言ってるけど、おおっと選ぶのはそれか!見覚えありますわ、それ!…遥か昔、スーパーでバイトしてた時めっちゃ見てたw
その時も、空になれば捨てる前提。たたむと砂だらけになり、指先はささくれ立つ。意外と力も必要で。そんな私の、Potatoダンボール物語。
(Potatoのスペルもこれで覚えたねw)
彼が熱を持って追っかけてるダンボールは、まさにそんな思い出付き。
(↑彼、深読み名人?確かに、劇場に飾られた小綺麗なグリーンの箱は、それっぽく見えない^_^)
擦ったり凹んだり。濡れたり破れたり書き込まれたり。そんな物語を背負ったダンボールに愛情注いでるわけだ。
しかも、心射止められたダンボールの出自を追って、そこに描かれたロゴデザインの作者を追っかけてく。
旅の最終地点、片田舎の日本家屋
茶の間の、大きな座卓の上にデンと置かれたPotatoダンボール見たら
「こいつ、主役や・・・」
もう、呟くしかないじゃない!
定年退職したおとーちゃんも、そりゃうるうる来るわな!
おかーちゃんも泣いちゃうよね!こっちも泣くわ!
・・・まさか、ダンボールに泣かされるなんて。
タイトルロールに現れた「From All Corners」の文字に?となってたけど
そりゃそうだ、はなから観てるトコ違うんだもの~
いやー、新年早々、なんか良いもん観ちゃったな。とりあえず、年始休館開けの国立新美術館へ、ダンボール財布見に行くか。
↓ダンボール財布はこちらから
↑ダンボールだから使い捨てと思いきや、リペアもするんですって!
↓この映画が気に入ったらこちらも。
マイ荷物をぜーんぶ倉庫に放り込み、毎日一つずつ選ぶ。
これも一つの(脳内)アップサイクル?
◎1日1個、1年間ー「365日のシンプルライフ」
https://ameblo.jp/parallel13/entry-11948362992.html


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