名があっても、裸であっても、纏うもの。ー 「千と千尋の神隠し」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。



もうひとつ「千と千尋の神隠し」の中で

私が一番好きなシーンは




千が ハクの名前を思い出させるシーンでもなく

ハクが 銭婆のところへ 千を迎えにいくシーンでもない


千が 油屋で働くシーンです(´∀`*)




☆☆☆☆★




雨の夜

油屋に 怪しい客がやってくる




“オクサレさま”と呼ばれる そのお姿は

まるで ゴミか う◯ちか ヘドロ?


皆逃げ惑い、遅れた者は

あまりの臭さに ブッ倒れてしまうほど

(こればっかりは匂いがダイレクトに来ない映画でホントよかったと思うわw




湯婆婆は初仕事だといって

そのクサイ客を 千に押し付けます


その匂いのほどは リンの調達してきた食事が 一瞬で腐り

大湯の薬湯も ただの泥湯と化すほどでw





それでも千は

泥湯に足を取られながら 足し湯をし

お客に刺さった棘を 抜いて差し上げる



お客は 本来の姿を見せて にこやかに満足して 帰っていきます




★★★★




ま、その正体がどうとかは

なんでもよくて。




初めての銭湯で 「ヒトの裸って豊かさだなぁ」と感じたのだけど




裸でも 何か着ていても

みんな それぞれに纏っているものがあるな。ってね

そうも感じるのですよ

映画のスクリーンでも

現実のスクリーンでも。




千は 油屋の働き手らしく 着物を着ている

シャツと短パン姿とは 別人に見えますよね




客は 泥とゴミを纏い

“オクサレさま”と呼ばれる姿


湯を浴び 余計なものを取っ払い すっきりすると

湯婆婆が「名のある河の主」と呼ぶお姿に


まるで 断捨離ビフォアアフター?みたいだけどw




銭湯で 見かける

知る人 知らない人のお姿も 同じで


服を着てる、着てないも

湯につかって さっぱりしたしないも 関係なく

纏っているものがあるなぁ。と感じるの




裸になっても 脱げないもの。

湯に 水に流すも できないもの。

それは あなたの 1番の宝物かも、しれませんね(´∀`*)




それが観たくて、てるまえ会なのかワレw


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それも、数の仕合わせ。



★★★☆☆



【数の仕合わせ 数秘セッション】4月スケジュール

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【てるまえ会】次回は4/23(月)開催

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《かずの葉の庭》主宰

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