谷川俊太郎展へ。
この自己紹介
大好きですわ♪
チケット。一番右側の一文が
もぎ取られるのがいいでしょ^_^
クローズアップやフラッシュ撮影
動画以外の撮影は許可されていますが
私のあいふぉんは毎度カシャカシャうるさいので、カメラは早々に諦め。
チケットカウンターから既に
谷川さんの声が聞こえてくる
音声で、というのは
まフツーにあるだろうと思っていましたが
入ってまず最初の展示に
見方を一気に崩されるw(´∀`*)
ずらり並んだスクリーンに
順番に
バラバラに
絶妙のタイミングで
映し出される一語、色
響く声、音、振動
つながって
言葉に
詩に
だけど
呟きのようにも
リズムのようにも
歌声のようにも
きこえるし
感じられる
驚きなのか
立ち尽くすように
立ち止まる人たち
静かに眺める人たち
私は
立ちどまれずに歩き回った
ニヤニヤしながら
「言葉は他人との共有物」
という谷川さんらしいコラボ
次のスペースに入ると
スクリーンたちに映し出され聴いていた三篇の詩が
文字で飾られている
それを眺めながらも
向こうのブースから音と声が響いてくる
詩集を脇に置いても
頭の中で繰り返されるフレーズのように
これまたニヤニヤ。
普段と違うところが刺激されてるよ~ぉ!
・・・そしてこのニヤニヤは
次のブースでさらに広がるのだ
ことばの森。
谷川さんの自己紹介
一文ずつが、それぞれ
林立するように立っている
見上げるほど大きいそれを
ぐるり回ると
その一文に関するものが
現れる
写真、イラスト、原稿、メモ書き、ハガキ、ラジオ、置物やTシャツ…
そして合間合間に
切り落とした切り株みたいに
低いところに、詩が
本の形で大きく広げられている
貼り付けられてる谷川さんの一文メモが楽しい。
一本(一文)ずつ回りながら眺めて
ブースの端まで来て振り返った時
ここを歩く人たちの姿も
そこに立つ木のように見えたよ^_^
森は
誰のものでもなく
そこに分け入ったその時だけ
その間だけ
人も森の一部になるようにね
そんな森を抜けると
今度はまた静かなブースで
森の後は雑木林?
一遍の詩だけが掲げられた白い部屋
言葉の森を巡った勢いで
ぐるりと回りながら読み噛みしめる
外へ出ると年譜が。
これも、よく見る年譜とはちょっと違う谷川さんらしさだなぁ。
谷川さんて
加藤敏朗さんとのワークショップで
加藤さんを面白がってる姿が
一番残ってる
この人、面白がる天才なんじゃないかと
そう思ったの
展覧会の最後は
四つの質問で終わっていた
谷川さんからの質問
もちろん、ご本人も答えてる
もちろん答えは人の数だけ、なんだけど
ある意味究極の質問だなぁ
と感じたわ
まるで
リーディングと統合の為の質問
森で
木を切り
そこから何か別のものを作るみたいに
質問が
次のゲートを開いてくれる
そこへまた
分け入るがどうかすら
自由にまかされて。
谷川さんのことばがイイ♪


