「ブレードランナー」の監督リドリー・スコットは言いました
「映画にラブシーンはいらない
ただの自慰行為だ」
(恋愛映画なら別だ←本人談)
・・・確かに、愛の表現は
ラブシーン出なくても出来ますが^_^
鋭いトコついてるな、と感心しました。
以前ね^_^
私自身、過去記事で
《おとなの映画選びに
バイオレンスとS E Xはいらない》
と書きました。
監督のお言葉を聞いて
そうそう、そうなんだよ!
と合点がいきましたの。
わたしの中の、言語化できなかった部分を
言ってもらえたようで、嬉しかったんです。
実はね
すべての映画は
自慰行為なんです
(あ、言っちゃったw)
どんな名作も、B級も
どれだけ有名作品だろうと、無名だろうと
観る者にとっては自慰です。
・・・もう少し違う言葉で言うと
映画を観て、感じる
感情のジェットコースター、これが自慰なんです。
…感動したくって、名作を観るでしょう?
…泣きたくて、悲恋ものを観るでしょう?
…テンション上げたくて、アクションものを観るでしょう?
…勝利を味わいたくて、戦闘ものを見るでしょう?
…怖がりたくて、ホラーやスプラッターを観るでしょう?
…考え込みたくて、不条理ものを観るでしょう?
全部一緒。
すべての映画はなぐさめ。
すべての映画は慰みもの。
ひどく感情を揺さぶられる行為
それにポジティブな要素が含まれていると
ヒトは素晴らしいと讃え「感動した!」という
だから、やり尽くせばいいんです
観たいうちは観続けて
つづけて続けて観続けて。何度でも何度でも。
わたしは映画で、たくさん泣きました
たくさんビビって、たくさん怒り、
たくさんケチつけて、たくさん笑った。
その後にやってきたのが
まるで、凪のような静けさだったのよ。
これがやって来た時
私の中で何かが変わった。
映画は映画として愉しむけれども
慰みものとして終わるのではなく
自分自身の人生をクリエイトするための、エッセンスを受け取るものへと変わったのです(´∀`*)
写真は上野のイチョウ並木♪
