うたは叫び、言葉は本音 ー 「マダム・イン・ニューヨーク」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。




さて「マダム・イン・ニューヨーク」についてもうひとつ。




ボリウッドといえば歌とダンスで

盛大に盛り上がるのがお決まりですが


それは私正直、あーんまり好きではなくて。

まー好みの問題で^_^



その点、この「マダム・イン・ニューヨーク」は

歌もダンスも控えめ、だけど

ピンポイントでシャシの心情を表していて

素敵でした♪




いきなりニューヨークまで一人旅をすることになった

家族を置いていく

そして一人で旅立つ心細さ




苦手だった英語を

学んで、少しずつ

世界が広がってく嬉しさ




教室で一緒になったローランの好意に

真っ直ぐ向き合えないシャシの

どこにも持って行きようのない気持ち




そして、姪の結婚式に皆で歌う

新しい家族を迎える喜びのうた




すごーく効果的に

言葉の、台詞の代わりに歌が登場します



家族の前で

あまりストレートに発しないシャシの

気持ちが歌に

想いがスピーチの言葉に

現れていましたね





こういう映画は

噛みしめるためにも

何度も繰り返し観ますよ( ͡° ͜ʖ ͡°)





面白いのは

気持ちも想いもストレートに現さないシャシに成りかわるかのように


子どもたちは感情ド直球なことw

そして夫は無関心

というか自分の興味だけ、というあたりw




インドを飛び立つシャシと

隣り合わせた紳士(アミダーブ・バッチャン!^_^)が言います



「何事も初めては一度だけ

    だから楽しんで


    迷わずに

    自信を持って

    決然と」




迷いはたくさんあっても

“決然と”進んだからこそ

彼女はあのスピーチに辿り着いたわけです



シャシの想いが詰まった「英語の」スピーチ

引っかかる言葉に

あなたの想いもあるのかもしれません(´∀`*)




「マダム・イン・ニューヨーク」公式サイト

http://madame.ayapro.ne.jp/





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