素朴さは、力強いー「交響詩フィンランディア」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

 

 

癒しのヘアカットの間

頭に浮かんでいた音があって

 

 

 

それは

シベリウスの

交響詩「フィンランディア」

 

 

 

子どもの頃見ていた

TVアニメ「牧場の少女カトリ」の挿入歌として

交響詩「フィンランディア」が使われていたんですよね

 

 

 

「牧場の少女カトリ」については

こちらからどうぞ^_^

 

 

 

子ども向けアニメにしちゃ

ちょっと重たくも感じるオーケストラの響きは

とても新鮮でした

 

 

 

物語も第一次世界大戦の頃

 

母と離れ離れの少女は

祖父母を助けるため

幼くして他家へ働きに出る

 

 

学校へは行かずとも

書物を愛し

学ぶことをやめず

ちょっと頑固なくらいの

生真面目さと勤勉さで

周囲の信頼を得て

生きていく女の子

 

 

 

目の前のできることを淡々と

やってく彼女の毎日と

交響詩「フィンランディア」の響きは

とてもしっくりきていて

当時、目が離せなかったのを覚えています

 

 

 

池田さんにカットして貰いながら

…カトリが、愛犬アベルと一緒に

牛や羊を引き連れて牧場へ行くシーンに流れていたフレーズが

ずっと頭の中に流れていました(´∀`*)

 

もう一度見たくなったわ〜(´∀`*)

 

 

シベリウスはこの曲を1899年に作曲しています

フィンランドは当時

大国ロシアの圧政に苦しみ

独立運動が巻き起こっていた

 

 

1917年

第一次世界大戦の終わりと共に

独立を果たすまで、きっと

この力強くて温かい音が

フィンランドの民の心の支えに

 

・・・なっていたのだろうな

と思うんだ^^

 

 

最初はね

羊つながり、くらいに思っていたけど

(それももちろんあるけど)

 

 

カトリの物語(日々)の素朴さと

池田さんの持っているものが

私の中では勝手にリンクしたみたいです^^

 

でもそれって

いまを、これからを生きる人の

スタンダードとも呼べるものなんじゃないかな。と

今はそう感じています

 

 

もう少し言語化進めよっと♪

 

 

「Finlandia」