8の描く、つくりものー「ザ・ウォーク」The Waik | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

あぁ、今月は

初めてのことを色々と頑張ったなぁ

 

なーんて感じながら

映画「ザ・ウォーク」The Walk

を観ていました

 


 

 

(って、もう月をまたいで8月ですね^_^)




NYのツインタワーの間に ワイヤーを渡し 綱渡りをした男

フィリップ・プティの実話を 基にした映画です

 

 

 

 

ロードショーで観ましたが その当時は

2009年のドキュメンタリー映画

↓「マン・オン・ワイヤー」の印象が強すぎて

 

 

 

「ザ・ウォーク」については

どうしても比べてしまって^_^

どこか見劣りするように感じていた私。

 

 

 

 

時間がたって 改めて観ると

そんな余計なものも 取っ払って観れるのが、いいですね。




「マン・オン・ワイヤー」の中では

実際の綱渡りシーンはありません


写真と 彼らの言葉で そして

サティのジムノペディで語られる




それが如何にも 詩人プティらしいんだけれど




「ザ・ウォーク」では

その綱渡りが 映像で映し出される

つくりものだとわかっていても 綺麗です

 

 

 

彼が描いて 実現した夢こそが

彼の《つくりもの》なのですからね^^

 

 

 

★★★★☆




すごいことを成し遂げた人って

周りは その人のことを勝手に

偉人とか まるで万能かのように 観てしまう時があるけど


当人は実際

その他のことは結構色々 出来なかったりするよね^_^

 

 

 

この映画の彼ならば

綱渡りはできる

ただ みんなと同じことは出来ない

 

 

毎日同じ時間に 同じ場所に行って

決められた仕事をするとか

(綱渡りのための ツインタワー通いは出来ましたが^_^)



 

彼にとって 自分で出来ないことは

他の誰かがやればいいこと


できる誰かがね

 

 

 

 

彼は 自分ではできないことは

ぜーんぶ できる誰かに頼んだ

だからあの綱渡りができた

 

 

 

 

フィリップ・プティの数字は

8ー8ー1

のトライアングル




アタマの中も

やることも

完璧を期して

満たされるのはオレ

(究極のオレ様キャラ?^^)




彼は

決行前夜

明日の予定を 何度も何度も繰り返し話す

 

 

 

恋人アニーが

「打ち合わせならもう20回もやったわ」

と諌めても

 

「じゃあ21回目だ!」

と引かない。

 

 

 

 

とっても8っぽい!と感じたシーンでした

・・・素を出した8というかな。



もっとも シーンの中では

愛すべき共犯者たちから

「(もう、こいつ)正気じゃない」

と呆れられてるんだけどねw




1から9の数字の中で

一番、素を出しちゃった方がいいのは

8なのかもしれません。ね^^


呆れられるくらいに。




★★★★☆




高所恐怖症の方にはこちらでも♪

プティの綱渡りが《もっと低いところで》見れますよん^^


 


《かずの葉の庭》主宰

|☆|高橋 早苗Facebook