森美術館にて開催中の
「N・S・ハルシャ展 チャーミングな旅」
来館前に
ネットでこの展覧会の記事を見た時
…でっかい宇宙みたいな作品があるな!
と気になったのがあったんです

これね!^_^
展覧会の面白いところ、というか
わたしが好きなところの一つは
大きさで魅せる作品がある一方で
米つぶみたいに小さな作品があって
どちらも同列に並んでいるところ。
観ているこっちまで
大きくなったり
小さくなったりしているような
気分になってくるから不思議です^_^
以前に
東京都現代美術館で見た
「明日の神話」も
大きくってでかくって
その変えようもない大きさで
迫ってくるものがあって、大好きなんだけど

この「ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ」は
大きさで迫ってくるわりに
拡がりというか奥行きみたいなものがあって
妙に居心地が良い
ハルシャさんは
観る人を突き放さないなぁ^_^
かといって、おいでおいで!と煽るでもなく
…気になったら遊んでみて〜
何が見えるだろうね?
くらいの距離感。
「ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ」ってタイトルだけ見ると
壮大で普遍だけど
この大きさのそばにいると
もっと小さなもの…

…目を凝らせば見える
小さく光る星たちのように
目の前にやってきた虫みたいな
自分とはまったく違う大きさで
そこに在るもの
それを、すごく感じるのですわ^_^
ここのブース
作品と相対して
茣蓙が敷いてあるの
座禅でも組んで
ゆっくり、心ゆくまで眺めたくなる
そんな場所です(´∀`*)