大きさと、小ささー「N・S・ハルシャ展 チャーミングな旅」3ー森美術館 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。


森美術館
にて開催中の
「N・S・ハルシャ展 チャーミングな旅」



来館前に
ネットでこの展覧会の記事を見た時
…でっかい宇宙みたいな作品があるな!
と気になったのがあったんです






これね!^_^




展覧会の面白いところ、というか
わたしが好きなところの一つは



大きさで魅せる作品がある一方で
米つぶみたいに小さな作品があって

どちらも同列に並んでいるところ。




観ているこっちまで
大きくなったり
小さくなったりしているような
気分になってくるから不思議です^_^




以前に
東京都現代美術館で見た
「明日の神話」も
大きくってでかくって
その変えようもない大きさで
迫ってくるものがあって、大好きなんだけど






この「ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ」は

大きさで迫ってくるわりに
拡がりというか奥行きみたいなものがあって
妙に居心地が良い



ハルシャさんは
観る人を突き放さないなぁ^_^

かといって、おいでおいで!と煽るでもなく


…気になったら遊んでみて〜
何が見えるだろうね?
くらいの距離感。







「ふたたび生まれ、ふたたび死ぬ」ってタイトルだけ見ると
壮大で普遍だけど
この大きさのそばにいると
もっと小さなもの…






…目を凝らせば見える
小さく光る星たちのように

目の前にやってきた虫みたいな
自分とはまったく違う大きさで
そこに在るもの


それを、すごく感じるのですわ^_^



ここのブース
作品と相対して
茣蓙が敷いてあるの


座禅でも組んで
ゆっくり、心ゆくまで眺めたくなる
そんな場所です(´∀`*)