会社は、会社のことしか見ていない ー「プロミストランド」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。





ちいさな田舎町が
シェールガスの採掘権をめぐって二分され
その中で、「二分」した張本人の男も これからの人生を考えさせられる映画
「プロミストランド」




選ばされる映画です。
「あなたは、どう考える?」と問う映画。




スティーブはエネルギー会社の候補幹部
とある田舎にシェールガスの採掘権を買い占めにきた


相棒と二人、淡々と仕事を進めていたはずが
町の有識者ともいえる教師が採掘に反対、環境活動家も現れ
シェールガス採掘そのものが、賛否を問う住民投票へ持ち込まれる

3週間で住民を説得する・・・
が、どんどん 分の悪い展開になっていく



クライマックスは「えぇーーーっ?」と唸り
見事、都会からやって来たスティーブとスーは別々の道を選択することに。
会社は、会社のことしか見ていないことに、スティーブは心を揺らしますが
相棒“だった”スーのひと言が効いています


 「単なる仕事よ」


…そう。男にとって、「単なる仕事」では飽き足らないのよね。
もっと欲しいものがあるのよ。
自分に目覚めた女もそうですけど^^



プロミストランドは 日本語でいうと「約束の地」
約束の地は、待っていたらやって来るものではなくて
自ら赴くものなのよ。


選ぶのは、あなた。








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