幸せな成功のカタチ ー「美女と野獣 La Belle et la Bête」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

こんにちは。
高橋 早苗です




公開中の実写版「美女と野獣」を観てきました。



この映画には「幸せな成功のカタチ」が見えます。
それをシェアしますね。







^^ネタバレ嫌いな方は、これ以上読み進めないでください^^




||| (ざっくりなあらすじ) |||




裕福な商人の末娘、ベル
一家は借金により破産し、田舎にひきこもる



失意の父が、吹雪の森で見つけた古城には
豊富な食べものと財宝があった
空腹と借金以外、何一つ手みやげもない父は
主の見えない城に、いぶかしみながらも、子ども達が望んだ宝石やドレスを持ち帰ろうとする
帰り道、美しく咲く赤い薔薇を見つける
それは唯一、ベルが望んだもの




…その薔薇を手折った時、怒りに狂う野獣が現れ、父の命を要求し1日の猶予を与えた
ベルは、愛する父の身代わりに、ひとり古城へ向かう



命を差し出すつもりのベル
だけど、現れた野獣の要求は
「夜7時に同じ食卓につくこと」それだけ



野獣は、何者?
どうして、そんな姿なの?





||| ベルの孤独 |||




ベルは、裕福な家で育ったものの
「私が生まれて、母は死んだ」と、生まれて来たことに、どこか罪悪感を持っています



囚われの身となり、毎夜、自分のものともつかない
過去の夢を見る




それは、野獣が想い続けている、王女の夢
ベルは、合わせ鏡を見るかのように、かつて栄華を誇ったこの城の過去を知っていく
そして、野獣が、野獣になった訳を知るのですね。




||| 深紅の薔薇=純粋な愛 |||




ベルが望んでいたのは 愛
だけど、愛がどんなものかも、よくわからない



野獣がかつて求め、手に入れ、失ったのも、愛
「いつの日か、愛してくれるか」とベルに問う野獣は
愛されることだけを覚え、愛することができずにいる
本当は、心から愛したい。
失ったものの罪悪感を抱えているからこそ、純粋に愛する対象を求めている



薔薇は、二人が望んでいるもの
その象徴。




||| ハッピーエンドの意味 |||




 昔々、あるところに・・・


誰でも、一度は聞いたことがあるお話の始まり
その終わりは


 そして、皆、幸せに暮らしました



ですね。
そう、このお話はハッピーエンド。




だけど、カッコイイ王子様ゲットしたわ愛されて嬉しい~♡
そんなハッピーエンドじゃないのよ!




お互いに
絶望から始まって
与えることを覚えていくお話なのよ。




だから
最後は
「幸せに暮らしました」なのよ。
…とさ。




でね、この映画がスゴいのは
二人の子どもに、お話を読み聞かせて
話が進んでいくのね。
ハッピーエンドまで。




世の パパママたち
じぶん達の物語を
子ども達に聞かせられる?




これが成功物語でなくて
なんなの?ってことなのよ。

・・・何のこっちゃ、という方は
三度くらい映画観てからまた
この記事読んでね。



「美女と野獣」公式サイト


「Yoann Freget - Sauras tu m'aimer」



ラストシーンからエンドロールに続く歌に
こんな歌詞が。


 違いの向こうには あらゆる可能性が秘められているから
 愛しかたを知ってるかい?
 君が僕を愛してくれるなら
 きっと僕は 我を忘れてしまうだろう




ね、やっぱり
リードするのは女性なのよね^^





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