SUGIZOって殆ど知らなくて、ただTVで一度
『眠る時は気を失うように眠る』
と話してるのを聞いて
面白いな~この人、
と思ったのを覚えてる。
ECTONの本はⅠ、Ⅱ共に読んだ。
一番初めに目に留めたのは
『効果的な禁煙法は、
意識して煙草を吸うこと』
愛煙家でもないくせにそんなトコにひっかかった(笑)
ドラマから抜け出す
とか泣きながら読んだの覚えてる。
そこにあったのは、セッションに参加された方の悩みとか問題とか
近しくは感じても、その人悩みなり問題であって
自分に置き換えたりは出来なかった。
どこか遠かった。
で、今回のSUGIZO×ECTONのセッションである。
匿名の誰か
から
SUGIZO
というひとりの人に変わっただけなのに、
・・・今まで感じてた距離感が消えた。
どこか近いところがあるのかもしれない。
いやたぶん近いのだろう。
(こういうことに興味持ってることとか?)
プライベートも包み隠さず話す彼の言葉にひとつひとつ頷いてしまうもの。
そして、彼を映し鏡にしてECTONの言葉を聴いてる。
・・・待ってよ、ECTONはリチャードさんがチャネリングする存在で、SUGIZOとのセッション・・・
合わせ鏡か
ダブル・ヴィジョンか?よくわかんなくなってきた(笑)
わかっているのは、
チャネルとか、わからなくても
ECTONの言葉を
美味しい水を飲むように
素直に聴く自分がいるということ。
あなた自身は、あなたの歴史や過去ではない
拭い去れない孤独感
alonenessとloneliness
自分を完全に満たしてくれる残り半分の存在など
実際には存在しない
大人になりきれない子ども
成功とはフィーリング
「インナーチャイルド」
「ソウルメイト」
という言葉を使うのに懐疑的なところは意外、と感じた。
言葉を選んでいる。すごく。
それでいて自由。
窮屈じゃない。
だからするすると入ってくる。
ものを生むということは
リミックスするということ
傷つくということは
ノーマルだということ
ひとつひとつの言葉が、いちいち、来る。
この本ではないけど
いつかのセッションで、無い事実を口にした後で翻した人を前に
このゲームをまだ続けるか
と問うた姿が忘れられない。
この世界は戯れる場所
と謳い
もっとも大切なのは
変化というものを許すこと
と言う彼の言葉は
判断しない。
それこそ、選択の自由だもの。
いったい
私はどれだけジャッジをして
どれだけ過去と未来に囚われているのだろう。
いま、ここ
にいることを
自ら選んだというのに。
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