巨大産業文明が崩壊してから1000年、錆とセラミック辺におおわれた荒れた大地にくさった海・・・腐海(ふかい)と呼ばれる有毒の障気を発する菌類の森がひろがり 衰退した人類の生存をおびやかしていた
海からの風に守られた風の谷に
蟲に襲われ墜落した船
ペジテの王族は 鎖に繋がれたまま息絶えた
追ってきたトルメキア軍は 谷を占拠
クシャナは
辺境の統合を詠い 巨神兵復活を目論む
ナウシカは人質となり
ペジテへ向かうことに
そのトルメキアの艦隊に 奇襲をかける
ペジテのガンシップ
・・・亡き父を見た
ナウシカの変わりようは
彼女の肩の上で
怯え逃げ出した
キツネリスそっくりだ
逆上するとは こういうものかと
冷静に眺めてしまう程
(実は、結構見とれちゃうくらいなんだな)
見る間に全員を殺め それでもまだ納まらない
ユパの腕に切り込み やっと
我に帰る・・・
怒りに我を忘れる
人間らしさを見たから
その後の話にも入り込めた
そして
同じ顔がもうひとり
ナウシカが看取った王族の
双子の兄・アスベル
これは
許せる人と許せない人
の話なのかな。と思えてくる
大切な人を奪われて
許せる人などいないだろうけど・・・
巨神兵を使おうとしたトルメキアは、
腐海を認めず
蟲たちも受け入れなかった
つまり許せない
「戦争に使う気なんかない」
と言うペジテも
巨神兵を使って 腐海を焼こうとしてた
やっぱり
腐海を認めてはいなかった
許せなかった
王蟲は
仲間を奪われ 怒りに狂い
ナウシカが
(群れに)帰したことで
王蟲の怒りは
おさまった訳でしょ
許さなければ 許されない
受け入れなければ また受け入れられない
オームの“森”って
アラスカの森に似てる。たぶん
朽ちたものを
養分にしていくところ・・・
自然の森ってみんなそうなのかな
いや、アラスカの森の底に
“清浄の地”はないと思うけど(笑)
原作に比べて・・・の評が
色々あるが
これが入り口になるのなら
良しと思うのは甘いのかな
あんな風に空を飛べたら
と憧れるだけでも。
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★ 好きなシーン
★ これひとつなら持って飛べるかな
王蟲の抜け殻の目、持ってみたいよ
★ 「ごめん!」
・・・蟲封じの銃声を聞いて駆け出し、蟲の背中を踏んじゃって一言
★ 「大丈夫、飛べるわ」
墜落し炎上した船に生き残っていた 傷ついたウシアブを励ます
蟲笛、使ってみたい
★ 族長・ジルの亡き姿を見て、表情を一変させるナウシカ
直後に逃げ出すテトと、背後にいた大ババさまだけが
彼女の怒りと哀しみを感じていたのでしょう
(実はラストよりもココが一番泣けるポイントだったりする)
★ 「やれやれ、姫さまも惜しげのない者ばかりよう選んだわい」
人質ご苦労(笑)
★ 「なんちゅう脆い船じゃ」
アスベルの奇襲を受けて次々とやられてくトルメキアの大型船にミトが一言。
この奇襲の間、何も言わず座ってるクシャナも気になる
★ 「みんな必ず助ける」
はぐれたバージを見つけて。
言うことを聞かない皆の前でマスクを取るナウシカ。
「姫さま笑うとる~!」
★ 「おねがい殺さないで」
流砂と共に腐海の底に落ちて、ナウシカが夢?に見る幼い頃の記憶。
こんな小さい頃から、生き物の生き死にが分かってるんだな。
★ 酸の海
おとりの子が群れに帰ろうと傷ついた体で海に入ろうとするのを止めるナウシカ。傷ついた足が海に入って彼女は絶叫し、その痛みを感じ取った王蟲の怒りが消える。
蟲って、すべてを“感じやすい”生き物なのかな?
★ 風が戻った
大地の怒りが消えて、メーヴェが帰ってきた
★ あんな風に空を飛べたら
メーヴェもガンシップも、飛ぶシーンはみんな好き
あの軽やかさと、強さと
★ 風が戻った
大地の怒りが消えて、メーヴェが帰ってきた
★ あんな風に空を飛べたら
メーヴェもガンシップも、飛ぶシーンはみんな好き
あの軽やかさと、強さと
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