つづきです…
「じゃ、今さ 受験生の子どもが勉強しなくて 悩んでるお母さんに
例えば何かアドバイスするとして…
何か言うことある？
私があの頃 あんたにしてきたようなことって ムダかね？」
「ムダじゃないけどさー。母さんが払った代償の大きさを考えると…それを人に勧めるのもどうかと思うし…
ほっとくのが一番かと思うね」
うーむ…
つくづく…
私から生まれてきたとは言え
子どもというのは
全くもって 別の人格なんだよなぁ…
と 当たり前のことを
改めて実感したのでした
「敢えて！…
勉強しろって言わなかったら、全然しないんです！」
という 塾か家庭教師のコマーシャルがあったけど。
どう手をつくしても
環境を整えてみても
無理強いしても
自分で
勉強する気にならない間は
どうやら しないらしい。
なんも考えてないから
ちなみに ウチの子は、
めちゃくちゃ土壇場になったら
ほんのちょっとの期間
すごい集中してやってたようです。
それは、私のアドバイスとかは全く関係なしにですが…
で、周りには高校行ってない子もたくさんいますが、
それぞれ 専門分野の学校行ったり 仕事を始めたりして
それなりに 将来のことマジメに考えて やってるみたい。
大学卒業したからといって、
就職が安泰というわけでもないこのご時世では、
いろんな生き方で 自分のチカラをつけていくのも アリなんだなぁ…
逆に 子どもから見たら
「大学出ても ちゃんと働いてないヤツいっぱいおるやん。高校とか、大学とか そんなこだわるようなことかね？」
という感覚らしい。
ふーん。
なるほどねぇ。
こっちとしては、
親の責任もあるしとか
学歴ないと 社会でたら当然のごとく苦労するしとか 心配するんだけどねぇ…
ま、見えてる世界が全く違うのね。
…すっかり忘れてたが、
息子が出してきた。
「時々 思い出して読んでるよ」と言った。
オイオイこんなもん読ませたんで、
余計に自由奔放になったんじゃないのか？
何が功を奏したり、
何が災いしたり してるんか
全くわかんないもんだなぁ
