「なんでそんなことでそこまで悩むのかしら？」と 不思議に思えるようなことで 本当に深刻に悩んでいる人というのは、結構多い。
先日ご相談に来られた方も
子どもさんのことで 深刻に悩んでおられて、話を聞いていると 胸をえぐられるような感覚が伝わってくる…
なんでこんなにつらいんだろう……？
何をブロック解除をしたらいいだろう？と思っていると
「私を 埋めてください…」という声が 頭の中に直接届いてきたので、
〔あー…過去世に何かしらあったんだ。〕と 過去世のブロック解除をすることに。
その方の過去世は…
川が氾濫して、何度も流れてしまう橋を 頑丈なものに建て替える時に、
人柱に立った若い女性だった。
その人は 村のために
みんなのために、と
人柱に立ったのだけど、
「みんなに幸せになってもらいたい」という気持ちと
「私を忘れてほしくない。
私が みんなの幸せを願って
犠牲になったことを 覚えていてほしい」
という、二つの気持ちを抱えながら
亡くなったようだった。
今世にも、その思いが影響してか、
子どもの幸せを願う気持ちが強く
あれこれ心配しては 自分が犠牲になろうとし、
そしてその反面 自分が犠牲になってまで あなたの幸せを願っているということを 子どもに痛感してもらいたい。という気持ち、
また そんなことを思っている自分にも 罪悪感。
いろんな感情のせめぎ合いで
つらくてつらくて 仕方ないようだった。
過去世のイメージを伝えると、
その相談者さんは 堰を切ったように泣きだして 感情を吐き出しきるまで しばらく涙を流しつづけたのだった。
過去世のブロック解除では、
私が過去世のイメージを見てお伝えしているだけで、説明もあまり上手にできてないのにも関わらず
ご本人が ハッとして 号泣してしまうことが すごく多い。
本当に不思議。
しばらくして 気持ちが落ち着いてから、過去世のブロックを解除。
感情がクリアになっていくのも実感されたようだった。
数日して 様子をうかがってみると、
「なんであんなに悩んでいたのか、あの時の深刻な気持ちが 思い出せない」とおっしゃって
「子どもの人生は 子どもの人生だから。
それなのに、以前の私は
『子どもの幸せのためには、私の犠牲が必要。
そして 子どもが幸せを感じた時にはいつも、私のことを少しでもいいから思い出してほしい。』という 変な思い込みにとらわれていたような気がします。
ブロック解除してもらって、ウソみたいに 心が軽くなりました。」と言われました。
とても 爽やかな笑顔でした