9月18日のスタンプアート定期クラスは、リクエストにお応えして、モノプリンティングを体験して頂くことにしました。

版画は、紙版、木版、ゴム版とか一通り学校でやったり、シルクスクリーンなどは大学でやったりしましたが、「モノプリント(モノタイプ)」を意識してちゃんとやったことはなかったかなー。
数年前に、版画をやってる友人からも、おもしろいよ~、と教わって、いろいろ調べてました。

ところで「モノプリント(モノタイプ)」とは何ぞや?
武蔵野美術大学のサイト京都精華大学のサイトで説明してるので、ごらんください。

「モノ」とは「単一の」という意味で、他の版画が何枚も同じものをするのに対して、1回に1枚しか刷らないものを言います。
というか、まったく同じものはできないんですね。

直接描くのとどう違うの?と思うんですが、写し取る際に紙の表面に絵の具が乗るので、かすれたりして版画っぽいテクスチャーになり、印象がまったく違いますね。

何版も色を変えて重ねると、面白いものができます。
子供の造形教育にも、良く使われてるようですね。

これの版画用プレートは、ゼラチンで手作りもできるらしいです。
冷蔵庫で保管するそうですが、間違って食べないかな~。
(笑)

アートジャーナルやミクストメディア作品などでも目にしていたので、面白そうだなと思っていましたが、なかなか楽しいですね~。

今年のホビーショーでは、ツキネコブースで、スタンプ番長こと、こちょうかずこさんが
タックンピールとインクでデモンストレーションしていました。
今年のスタンプカーニバルでもやってくれるかな?

最近とくに、海外でGelli Plateという柔らかい専用プレートを製品化して売り出したので、流行ってきてますね~。なかなか高価なものなのですが…。
平らなもの(クリアファイルとかシリコンマット)なら代用も可能ですし、小さいのならタックンピールを貼ったアクリルでもOKです。
今回は、とあるプニプニした素材を使ってます。
絵の具は、インカーでもできますよ。
そうそう、Timさまがよくやってるのも、ある意味モノプリンティングなんですよね~。



あ、前置きが長くなっちゃった。
↓講習の模様です。


今回、蛍光カラーを使ってみました。ちょっと目がチカチカします。(^^;)


1色1版で数回重ねます。

紙を置いて、刷ってはがして見るときがドキドキです。面白い模様が出ました。

アートだわ~。

タグにも。

↑ハートがかわいいです。           ↑ATCのバックにするそうです。
                           カットするとまた違った印象になりますね。


液体の絵の具を使って。

↓作っていった私のサンプルの一部ですが、うーんイマイチ。(^^;)

皆さんの方がずーっと良いですね~。

けっこうハマるのでお試しあれ。 また別のクラスでも行いますね。