Windows標準のタスクスケジューラの使い方(その4 条件/設定タブ)

いい加減、このシリーズも蹴りを付けておかないといけないので、続きを。(まぁ、タスクスケジューラー関連での検索で訪問している方がおられるのも現実だし)
というわけで、今日は2ついっぺんに終わらせちゃいます。
まずは、「条件タブ」から。

―アイドル―
「次の間アイドル状態の場合のみタスクを開始する」
これは、指定した時間だけコンピューターがアイドル状態(つまり、なにも処理をしてない状態ですね)になった時にタスクを開始するという設定です。
10分だったら、トリガータブで設定した時間から10分間処理のない時間が続いたら、タスクを開始します。
また、「コンピューターがアイドル状態でなくなった場合は停止する」にチェックを入れたら、コンピューターが処理を開始したらタスクを停止します。
さらに、「再びアイドル状態になったら再開する」にチェックを入れた場合は、一旦停止したタスクを、コンピューターがアイドル状態になったら、また再開するというオプションです。デフラグとかに有効ですよね。
―電源―
「コンピューターがAC電源で使用している場合にのみタスクを開始する」
これにチェックを入れるとデスクトップPCには無関係ですが、ノートPCの場合はバッテリーを使用しているときは、タスクが開始されません。バッテリーの減りを加速させたくないならチェックですね。
また、「コンピューターの電源をバッテリに切り替える場合は停止する」にチェックを入れた場合は、電源コードを抜いてバッテリー駆動になったときに、タスクを自動停止します。
「タスクを実行するためにスリープを解除する」
これにチェックを入れると、コンピューターがスリープ状態でもタスク実行のために自動的に起動します。コンピューターで録画をしたい人とかは必須ですね。
―ネットワーク―
「次のネットワーク接続が使用可能な場合のみタスクを開始する」
これにチェックを入れ接続先を選んでおくと、そのネットワークに接続した場合にタスクを実行できます。
お次は、「設定タブ」

「タスク要求時に実行する」
これは、もちろん字のごとくチェックです。外せばタスクが実行されません。
「スケジュールされた時刻にタスクを開始できなかった場合、すぐにタスクを実行する」
これにチェックを入れておくと、PCがシャットダウンしていたなどの条件でタスクがスケジュールされた時間に実行できなかった場合は、実行できるようになった場合は即座にタスクを実行します。
「タスクが失敗した場合の再起動するまでの時間」
これにチェックを入れ 時間と最大数を設定しておくと、タスクにエラーが生じた場合に指定した間隔だけ停止し、指定された回数だけタスクを再実行します。
「タスクを停止するまでの時間」
これにチェックを入れ、時間を指定しておくと、タスクを開始してから指定した時間が経過した場合は自動的にタスクを終了します。また、「要求時に実行中のタスクが終了しない場合、タスクを強制的に停止する」にチェックを入れておけば、先程の時間で停止しなかった場合は、強制的にタスクを停止させます。
「タスクの再実行がスケジュールされていない場合に削除されるまでの時間」
これにチェックを入れ 時間を指定しておくと、タスクが1度きりなどの場合に指定した時間が経過するとタスクを自動削除します。
まあ、ココは読んで字のごとくといった感じです(笑
これで、OKボタンをクリックすれば、タスクが設定されます。というわけで、以上がタスクスケジューラー講座でした。
そのうち、ブログ記事のまとめリンクを↑の方にでも作りたいと思います。