Windows標準のタスクスケジューラの使い方(その1 全般タブ)

「ああ~、どうせこのブログ 前回なんだかんだ言ってたけど、どうせ更新遅いんだな~」と思った方。あなたは賢い!!
そう、早々に更新しますと言っての1ヶ月。(フリーホリデータイムが、最近全くないのでここは許していただきたい)
そして、11月仕様になっているブログのタイトル。オマケに質素じゃないか?と思った方。あなたは賢い。
11月ってこれだっ! とピンとくるものがなかったので、質素に。あと、もう10月も折り返しにかかってるから、11月でいいよね...。
今度こそがばっと更新しちゃうので、お見逃しなく。笑
という、内々の事情?はさておき。Windowsに標準で付いている「タスクスケジューラ」の使い方をざっくり解説していきたいと思います。
ここで、初見の方。「タスクスケジューラってなんだ?」と思った人。要するに、「こっちが指定した時間帯や曜日にパソコンを起動したり、ソフトを自動実行したりできるよ~」という素晴らしい機能です。
では、まずタスクスケジューラを開きます。スタートボタンの「コンピューター」で右クリックして、出てきたメニューから「管理」を選びます。(OSによっては「管理」ではなく「コンピューターの管理」と表示されているかも?)

そして、表示されたウィンドウの「システムツール」の中の「タスクスケジューラ」をクリックします。

これで準備は完了です。
では、とりあえず何かのタスクを作ってみましょう。特になんの意味もないですが「毎日の21時にペイントのプログラムを起動させる」というタスクを作成してみたいと思います。
まずは、右の「操作リスト」から「タスクの作成」をクリックします。

すると新しいウィンドウが開かれ、何やらゴタゴタと書かれていると思います。

では、上から説明を。
「名前」
タスクの名前を自由につけることができます。自分で作ったタスクなどで「これ、何をするタスクをだったっけ?」とならないように、名前を付けておきます。
「場所」と「作成者」は変更出来ないので割愛。(タスクの保存先のパスとユーザー名です。)
「説明」
これは、作ったタスクがいったいどういった動作をするのかなどをメモしておくところです。複雑なタスクを組まない場合、作ったタスクを発布したりしない限りは特に記入の必要はないと思います。
「セキュリティ オプション―タスクの実行時に使うユーザーアカウント―」
これは、どのPCアカウントを使ってタスクを実行するかということです。と言っても分かりにくいと思うので、PCに詳しくない人はそのままが無難。
ただし、ユーザー制限のされているフォルダ内のプログラムを操作したりする場合は、制限されていないユーザーでないと実行エラーになります。その場合は、制限されていないユーザーアカウントに変える必要があります。
「セキュリティ オプション―ユーザーがログインしている時のみ実行/関わらず実行―」
これは、ユーザーがログオンしている時にのみ実行するか、ログオンを無視して実行かという選択肢です。
家族でPCを共有していて複数のユーザーがいる時に、他のユーザーがPCを占領していてもタスクを実行させたい場合は、「ユーザーがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」を選択してください。
「セキュリティ オプション―最上級の特権で実行する―」
これは、管理者権限でないと起動しないプログラム等の関わったタスクを作成しない限りは、チェックを外したままで構いません。
「表示しない」
これにチェックを入れると、タスクが表示されません。隠しファイル的なやつですね。まぁ、殆どの場合はチェックなしで。
「構成」
これは、どのモードでタスクを実行するかという選択が出来ます。基本はそのままで構いません。古いプログラム等の関わるタスクでは、「Windows XPまたは~」を選ばないと正常に動作しない場合もごくわずかにあります。
といったところです。いろいろと入力した結果は↓。

次回は、「トリガー」タブに入っていきます。