Safari と GoogleCrome は似た者同士?? | bitter Orange

Safari と GoogleCrome は似た者同士??

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さて、このブログを見ているってことは、みなさんは「ブラウザ」って何者なのか知っていますよね?



もちろん、インターネット上のWebサイトの情報を表示するソフトです。よく、「インターネットを開いて...」と言っているのを耳にしますが、大きな間違いですね。

「インターネット≠ブラウザ」ですから、「インターネットエクスプローラーを起動させて...」が正しいですね。



と、前置きはここまで。  最近はブラウザの種類も増えてきており、無償で利用できるソフトばかりになってきました。詳しい人は、最近の新たなブラウザとして記憶に新しいのが「Google Chrome」ですね。


みなさんは、何のブラウザを使っていますか?


多くの人が、Windows標準で最初から入ってある「InternetExplorer」を、MacOSの方は「Safari」を使用しているのではないかと思います。


「最近、ネットの接続が遅くて光回線に変えたけど、そんなに変わらなかった」という方は特にですが、ブラウザを変更したことありますか?


ブラウザによって、速度やブックマーク機能やそのほかの機能で大きく異なってきます。以前はブラウザ戦争という現象までありました。ひょっとしたら、またこの戦争が再勃発するかもしれません。


んで、タイトルの「Safari と GoogleCrome は似た者同士??」っていうことも説明してみないといけません。

SafariもGoogleCrome もブラウザの1つです。後者を知っている方は少ないかもしれません。

先ほど「ブラウザが違えば、速度も違う」と書きました。しかし、厳密には違うことがあります。


ブラウザには「ホープページにアクセスして、データを取ってくる」、「とってきたデータを解析する」、「そのデータを、画像なら画像で。動画なら動画で、文字なら文字で表示する」といった3つの役割があります。(これらにプラスして、「ブックマーク機能」だとか、「履歴機能」などがあります)

これらのうちの、「とってきたデータを解析する」、「そのデータを、画像なら画像で。動画なら動画で、文字なら文字で表示する」という役割をするプログラムを、レンダリングエンジンといいます。

ブラウザの中にレンダリングエンジンが組み込まれているというわけですね。



レンダリングエンジンを例えるなら、「パソコンで音楽を聞きたい」と思った時、音楽を再生するソフトを使いますね。この音楽を再生するソフトがレンダリングエンジンだと思ってください。


HDDなどから読み込まれた音楽データを解析して、聞こえるように再生する。
サーバーから読み込まれたWEBページを解析して、表示する。

似たような動作ですよね。




んで現在、レンダリングエンジンには

Trident(Internet Explorer等)
Gecko(Mozilla Firefox等)
WebKit(Safari、Google Chrome等)
Presto(Opera)

などの種類があります。つまり、Internet Explorerを使っている人は、「Trident」という名前のレンダリングエンジンを使って、ホープページを表示しています。

ここで、すでに気がついた人もいるはずです。WebKit(Safari、Google Chrome等)と書いてあります。

ということは、SafariもGoogleChromeも同じレンダリングエンジンを使っているということになります。


同じレンダリングエンジンを搭載しているということは、すなわち表示速度も変わらないということになります。

ですが、「GoogleChromeのほうが早くWEBページが読み込まれている気がします。」という方。その通りです。Chromeのレンダリングエンジンは、ベースはWebKitを使用していますが、Chrome用に改良されています。 いろいろな流派があったりしますから。


ですので、厳密には違うものになりますが、速度などは近いブラウザだと考えても間違えではないです。ベースが同じですから。


ブラウザが遅いから変えてみたいと思った人は、レンダリングエンジンにも注目してブラウザを探してみてはどうでしょうか?