愛用機2号について | bitter Orange

愛用機2号について


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音楽の調整や編集のときに、スピーカーでやるとうるさいし、スピーカーごとに特性もあるのでヘッドホンをかけて編集することが多いですが....

ヘッドホンも通常のだとかなり個性が出まくっていて、こっちでは綺麗に聞こえるつもりでも、相手のヘッドホンやスピーカーでは変なバランスで聞こえることが多いんですね....( ̄_ ̄ i)



そこで、登場するのがスタジオ用のヘッドホンです!

スタジオといえばSONYのヘッドホンが一般的ですが、それじゃ面白くないので、AKGのスタジオ用ヘッドホンを使っています。(上の写真より)


"AKG K271 MKII (AKG K271 MK2)"というやつです。AKGのヘッドホンはK404を持っているので、K404のすばらしい低音(コストパフォーマンスに見合った)が、またスタジオ用でも登場してくるのかと思っていました。

しかし、驚くほどにフラットな印象です。(スタジオ用なので、フラットの方がいいですが) 中音域~高音域が少し押し出されている印象をうけます。しかし、かえってそれがナチュラルな印象もうけます。


解像度もヘッドホンでは高い方に入ると思います。初めて聞いたときは、解像度の高さに驚きました。

イヤホンでは「Etymotic Research hf5」を持っていますが、さすがにここまではいかないものの(比べるのは酷いですが)、高音域の音もしっかり拾ってくれています。


音域は普通だと思います。密閉型ですから、若干こもった感じもするかもしれません。個人的には、ほぼ感じられませんでしたが...

あと、定位がすごくしっかりしています。左右に音をしっかり分解してくれています。WALKMANの「クリアステレオ」を使う必要はないですね。


低音は弱めですが、鳴らないわけではないです。イコライザー等であげてやれば出ます。(原音に忠実という意味では、これでいいですね。)

装着感も悪くなく、痛くなりません。スタジオ用ですが、十分にリスニングにも耐えられると思います。(低音を求めない場合。)


インピーダンスが55Ωなので、WALKMAN X→Fiio E5(音量を取るために)→「AKG K271 MKII」と接続して使っていますが、初めてWALKMANのイコライザをオフにして聞いています。Fiio E5のバスブーストをオンにして聞くと、バランスがすごくいいです。  まさに、求めていた音のバランスです。

友人曰く、Fiioのオペアンプを交換したらしいので、そのせいもあるかもしれませんが。


というわけで、2号機のレビューでした。