「ドン底からの光。。☆」

続きです☆

第４話目〜〜

第１〜３話目を読んでない方はこちら〜〜

＜第一話/第二話/第三話＞

新しいブ自分のブランドの、

デビューショーの、

デザインの締め切りが近づいてると言うのに。。

全く高熱が下がらない。。。

。。。

高熱にうなされながらも、

気持ちはめちゃめちゃ焦ってて、、

寝室のベッドで横になっていれなくて、、

スケッチブックを握りしめながら

リビングのソファーで、

横になっていた。。。

。。。

つけっぱなしのTVの音だけが

虚しく響いて。。。

。。。

ふと。。。

もう。。

このまま死ぬのかもしれないな〜。。

。。。

もういいや〜。。

。。。って思ったら、

力が抜けて。。

握りしめていたスケッチブックとペンが

床に落ちた。。。

。。。

その時、

「笑って！」

え？？

「笑っちゃえばいいんだよ！！！」

ええ〜？？？

今のなに？？？

上半身を起こして、声の聞こえた方を見たら、

。。。

TVで。。。

なんかのバラエティがやってて、、

TVに写ってる人達、みんな楽しそうに笑ってた。

。。。

え？。。今の。。

このTVで誰かが言ったのかな？？

。。。

。。。。。

あ〜。。

なんか、、、長いこと。。

笑ってなかった気がする。。。

。。。

そっか〜。

私、なんで。。

こんなに苦しんでたんやろ？？

好きで始めたはずなのに。。

なんか。。

アホみたい！(￣▽￣;)

。。。

なんかわからないけど、

笑いがこみ上げてきて。。

1人で笑いました。

。。。

好きでデザイナーになって、

パリコレの夢も叶えて、

ファッションを一旦やめて、

色々学んで。。

そしたらまたファッションへ誘われ。。

また、楽しくなって、

自分のブランドで、ショーがやりたい！って思って、

その夢も叶った。

そんで、あとは。。

好きな。。

大好きなデザイン描くだけやったのに。。。

ああ。

そうやった。。。

１番好きなデザインするだけやった！！！

その瞬間、

ガバっ！！！

と、起き上がり、

まず、顔を洗いに行きました。

そして冷蔵庫にあった

オレンジジュースを一気飲みし、

服を着て、外に出ました。

そして近くの

お気に入りの雑貨屋さんを見に行きました。

あれだけフラフラだったのに、

不思議なほど

エネルギーが湧いて来て、

雑貨屋さんまで歩いて行けました。

。。。

そして素敵な小物や、

可愛いものを見てたら

どんどんアイデアが湧いて来て、

急いで帰りました！

。。。

そのあとは、

も〜〜。

漫画みたいに！！！

（これマジで）

スケッチブックに何枚も何枚も

次から次と

デザインが浮かび、

一通り描いたら、

倒れるように寝て。。。

。。。

次の日の昼まで寝て。。

起きたら

すっかり熱が下がっていました。。。

。。。

そしてそのあとは、

十分なほどデザイン画も描いて、

無事間に合いました。。。☆

。。。

そしてそのデザインのファッションショーは、

東京コレクションで、

新しいブランドのデビューとして

東京の外苑の絵画館で、

「zechia」

として

最高のデビューショー

となりました☆

。。。

この経験で学んだのは、

☆「起こることは全て、

完璧な人生の川の流れ」

☆「どんなことがあっても、

何があっても、笑える

ぐらい力を抜く」

☆「いき詰まったら、

もういいや〜。

って手を離してみる

人間関係がギクシャクしてたのも、

「自分がなんとかしなきゃ」

「うまくいくようにしなきゃ」

って、力が入って、

ずっと硬く握り締めてたから、

また、力が入る、そして握り締めてしまう。。