
いらっしゃいませ。
ここのところ、涼しい!ですね~。高尾山は夜かなり涼しいです!
さて!「天使の本屋さん」へようこそ!
第2冊目の本の、ご紹介です。
「昨日のカレー、今日のパン」
著者/ 木皿 泉
この本の著者は、ご夫婦の脚本家さんです。
「すいか」で向田邦子賞を取られたり,数々の賞を受賞されていて、「野ぶたを,プロデュース」「Q10」なども書かれています。
ドラマの脚本家さんでもありますね。
*簡単にまとめた内容。。。25歳の若さで亡くなった一樹。彼を取り巻く人間関係の、妻、父、幼なじみ、友人。。。などそれぞれの視点から、それぞれの感覚で、亡き彼との思い出と,想いへと向き合い、流れ、受入れていく様子の描かれた小説です。それぞれの立場からの違う視点の感覚が見事に表現されていて、とても面白かったです。
*ここがお勧め!!。。。数ヶ月前、私が、時間や、人間の一生について、色々と問いながら歩いて、いつもの本屋さんに足を向けていたら、いつもは、精神世界のコーナーか、自己啓発、ファッション&アートのコーナーに行くのに、その日は、又,吸い寄せられるように、小説の並んだ本棚の前にいました。
自分でも、「??』と思って、ぼーっと本棚に並ぶ本を見ていると、まさに、背表紙の縁をシルバーの光がさーっと、光ったので(天使M)、「おっ!?」とおもい、すかさず、その本を手に取りました。
タイトルを見てもピンと来なかったのですが、中を見てもピンとこない。。でも、光は確かだったので、買いました。
そして、その夜一気に読んでしまいました。読み終わった後、ゆるくて、あったかい温もりと,愛を感じていると、眼の端をシルバーの光が走りました(天使M)何とも言えない,ほっこり感と、人間の愛しさと、切なさと(どっかの歌?笑)なんだか、微笑まずにはいられないような、優しさが澄み渡った風と共に吹き去った感覚が残りました。
内容は若くして亡くなった人への想いがベースなんだけど、ユーモアもあり、懐かしさや、ゆる~い感じがするする読めます!

*感想&メッセージ。。。人間の愛らしさや,愛しさを感じて、涙しました。(よく泣くんです。。笑)
この本に出会った時に問いていた時間とは、全ての瞬間を自分らしく、そして人間らしく、それぞれがそのまんま表現し,受入れ、時に繋がり、時に孤独で、それぞれの独特なメロディーを奏でていくんだな。。。と感じました。
そして、短い人生も,長い人生も、ただそこに在る。ただただ、そこでメロディーが流れ続けている感覚。そうそう!って。
時には1人で歌い、そこから誰かがピアノの伴奏を入れて、又誰かが、たいこをたたき出し、数人が、一緒に歌い始め、カスタネットを鳴らし、ギターを弾き、メロディーが重なり合い。。。
そして、ピアノが終わり、カスタネットが聞こえなくなり、たいこも、他の人の歌も聞こえなくなって、、、1人静かに自分自身の微かなメロディーを聴き、また歌い始め、するとまた誰かがハミングする。。。
伴奏が鳴る。。。重なり合うメロディー。。。
そんな人生のメロディーを感じることが出来た,小説でした。
人生を急いでいる時、焦りのある時、ゆっくりしたい時、ほーっとため息を(ゆっくりした)つきたい時、この本をお勧めします。^^
小説好きな方には,お勧めの本です!ピンと来たら,読んでみてくださいね~~^^
「天使の本屋さん」楽しんで頂けましたか?又遊びに来て下さいね。
あなたにお会い出来る事を楽しみに、本をみつけてきますね~^^
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
愛と感謝と光をこめて
LICA
*著者の方においては、伝えたい事と違うなどご意見あるかと思います。あくまでも、主観的な勝手な感想ですので、ご了承くださいませ~、御礼。

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