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こんにちは。
今日は以前村上春樹さんの本の中にあった、実際に村上さんが、体験されたシンクロニシティ体験を
シェアしたいと思います。
村上春樹さんの小説は、全部ではありませんが、読みます。
独特な比喩、暗喩表現がとても美しいので好きです。
村上さんのシンクロ体験が書かれた本は「東京奇譚集」の冒頭ページで、小説に入る前に実際に
体験されたことを、書かれています。
簡単に内容をシェアしますと、
村上さんは1993年~1995年にかけて奥様とマサチューセッツ州ケンブリッジに住んでいました。そこに「レガッタ・バー」というジャズクラブがあって、数多くのライブ演奏を聞かれました。
名のあるミュージシャンが良く出演するそうです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140606/23/parallel-earth/85/5b/p/t02200146_0800053112965142508.png?caw=800)
あるとき、ピアニストのトミー・フラナガン率いるトリオがそこで出演し、聞きに行かれたそうです。トミー・フラナガン氏は個人的にもっとも愛好して来たジャズピアニストの1人だそうで、
ステージのすぐ近くのテーブルに陣とって彼のステージを楽しまれたのです。
しかしその夜の彼の演奏は村上さん的にはホットではなく、体調が悪いのか?などと考えつつ、そのうち調子が出て来るだろうと期待しながら演奏を聴いていたそうです。
しかし時間が経過しても思う様に調子が上がらず、終わりに近づくにつれ「このままで終わってほしくないな」という焦りに近い気持ちが強くなったそうです。
この夜の彼の演奏を記憶する為のよすがのようなものがほしかった。このままでは生温い印象だけが後に残ってしまうことになる。あるいはほとんど何も残らないかもしれない。そしてトミー・フラナガンの演奏をライブで聞く機会は、この先2度と無いかもしれない。(実際無かった)
。。。と語られています。
そして、そのとき、ふとこう考えたそうです。「もし、今トミー・フラナガンに2曲リクエストする権利が自分に与えられたとしたら、どんな曲を選ぶだろう?」と。暫く思いめぐらせ選ばれたのは
「バルバドス」と「スター・クロスト・ラヴァーズ」で、これらはとてもマニアな渋い選曲なのだそうです。この2曲をその場で目の前で聴けたら言うことないんだけどな。と思ったそうです。
彼がステージを降りて僕のテーブルまでまっすぐ来て「やあ、君、さっきから見ていると、何か聴きたい曲がありそうじゃないか。よかったら2曲ほどタイトルをあげてみてくれ」と言ってくれないかなと考えながらじっと彼の姿を見ていたそうです。もちろんそれが見込みのない妄想である事は招致の上で。
しかし、フラナガン氏はステージの最後に、何も言わず、こちらをちらりと見る事もなく、その2曲を続けて演奏してくれたのだ!。。。僕はワイングラスを手のしたまま、あらゆる言葉を失った。
ジャズファンなら分かって頂けると思うが、星の数ほどあるジャズの曲の中から、ステージ最後にこの2曲が続けて取り上げられる確率なんて、まさに天文学的なものであるはずだ。そしてーこれがこの話の大きなポイントなのだが、ーそれは実にチャーミングな素晴らしい演奏だった。
と、語られています。
村上さんはこの他にも、実際に「不思議な体験」をいくつかされているようです。
この経験はまさに、シンクロニシティと言えると思います。
村上さんの思考と、実際の現実の出来事がシンクロした。ということです。
それも、大切な事が書かれています。「ーもちろんそれが見込みのない妄想である事は承知の上で」とあります。
この文章から察するに、期待、執着がなかった。ということです。
でも、純粋にその2曲が今この場で聴きたい!というワクワク感があったのだと。
そして、「やあ、君さっきから見ていると。。。」とイメージしてますね。
イメージする事は現実を創るエネルギーです。
それも使っていますし、きっとありありとイメージされていたんだと思います。
これは、思考が現実化する。を無意識に使われたんだな。と感じました。
最近シンクロニシティカードをまつわる沢山のエピソードや、シンクロ体験など頂いています。
後にまとめてシェアさせて頂きたいな、と思っています。
今回村上春樹さんの本の中のエピソードをシェアさせて頂きましたが、著名な文化人の方々、歴史に残るアーティストの方々も、多々不思議な体験をされています。
それはきっとクリエイションにエネルギーを注いでいると、そのまま本人の顕在意識にはわからなくても、内側の宇宙と繋がっているのだと思います。
すると、本当にシンクロが沢山おきますし、不思議な出来事は頻繁におこります。
私もコレクションのデザインをしていたときなど、平衡感覚がなくなるぐらいの床や壁がぐにゃぐにゃになる経験など多々ありました。
創造(クリエイション)は特別な人だけが出来る、とかではなく、人間全てが出来る才能です。
人間、それ自体がクリエイションですもの。
ただ、好きな事をしていると、クリエイションはどんどん発揮されます。発揮しやすいと感じます。
好きな事、ワクワクすることをして、繋がっていきましょ~~
今日も長くなってしまったのに最後まで読んで頂きありがとうございます。
愛と感謝と光を込めて
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