「いらっしゃい、良く来てくれたね~~

さ、中に入って暖まっておくれ~

寒い日が続くねえ~さ,暖かいハーブティーを飲んでおくれ。

焼きたてのクッキーもあるよ。ふふふ美味しいから、食べながら聞いておくれね」



「49話めのお話だよ」
<郵便ポストや玄関ドア前や、あなたの寝ている枕元に葉っぱが一枚おいてあったら。>


緑色の葉っぱ(よくある、割と丸い形の)が1枚、ポストに入っていたり、ドア前においてあったり、枕元にあった事、ありませんか?

玄関ドア前や、ポストだと何か風で飛んで来たのかな?とか郵便物にまぎれて入ったのかな?なんて思って、スルーしていませんか?

幼稚園の頃だったり…小学校の頃だったり…を、よく思い出してみて下さい。
もし、そんな事があったら・・・それは、小人か妖精から、あなたへのお手紙です。



もちろん、葉っぱには人間の文字では何も書いてないでしょう。表を見ても裏をみても、ただの葉っぱとしか見えないと思います。

でも…本当は、人間の目には見えないのですが、小人か妖精が、あなたに伝えたい事が、ちゃ~んと書かれているのです。

手紙として使われる葉っぱは、丸い形のものが多く、青々とした緑です。
枯葉は使いません。エネルギーが無くなっているものではなく、エネルギーが一番ある葉っぱを使い
ます。



小人からのお手紙であれば、葉っぱの表面はザラザラしていてマットな色合いで、光もマットで、どことなく素朴な感じがします。

妖精からのお手紙であれば、葉っぱの表面はつるんとしているか、ザラザラしていても、

光沢感があり、どことなく透明感のある光があります。

そして、どちらからのお手紙であっても、触れるとエネルギーを感じられます。
そして、数日置いておいても枯れません。
さて、どんな内容が、書かれているでしょう??…・。

葉っぱのお手紙をくれるのはたいてい、”コロボックル”という小人の種族です。
妖精では、ラインディータという種族ですが、ラインディータ達は透んだ水辺と花が沢山咲く、よう
な地域にしかいないので、コロボックルからのお手紙が多いでしょう。



その為、ここではコロボックルからのお手紙についてお話ししますね。
コロボックル達は、とても木の枝、葉っぱを上手に使います。

コロボックルは日本人には、なじみ深いですし、日本の土地に昔から住んでいました。
コロボックル達は”お手紙の葉っぱ”に様々なお願い事を書くのです。
私達人間の事を”セイタカさん”と呼ぶ彼らは、セイタカさんにしか出来ない事を知っています。

例えば、「水をまく事」「愛、というエネルギーを与える事」です。
コロボックル達は主にカエルに変身します。
カエルも水が大好きですし、住まいでもある自然にも水が必要です。雨が何日もふらない時は、近くに住む”セイタカさん”にお手紙を書きます。

「ミズ クダサイ」
あと、木々や植物、花や小さな雑草はもちろん土や小さな砂の1粉までもが人間の発する”愛”ある声のエネルギーに本当に助けられるんですって。



植物にも病気はありますし、雨が多すぎて、太陽の光が長く吸収できなくなったり、晴れが続いて、水が吸収出来ず枯れてしまったり…そんな時に一声”がんばれ~かわいいね”“元気になれ~””大好きだよ~””ありがとう”などの声をかけてあげると、本当に、愛のエネルギーに満たされるんですって。

その”愛”ある一言がほしくて、コロボックルはセイタカさんにお手紙を出すんです。
「コエ カケテ」
その他に、個人的なメッセージもあるかもしれません。

でも、葉っぱのお手紙に何が書いてあってもそれが何が書いてあるかわからなくてもいいんです。

あなたが、その葉っぱのお手紙を手で触れた瞬間、あなたのスピリットは理解しているので、無意識に水をまいたり、声をかけたり、鼻歌を歌ってしまうでしょう(歌もとても良いエネルギーなんですよ)そして、コロボックル達は、お願いが叶い大喜びです。

もしかしたら今後、あなたのお家にも、コロボックル達から葉っぱのお手紙が届くかもしれません。

届いた時には、その葉っぱのエネルギーを充分感じてお部屋のどこかに、少し水をつけて、飾っておくといいですよ。コロボックル達の聖なるエネルギーの葉っぱは、他の聖なるエネルギーを呼び込み、あなたに幸運が訪れるでしょう。あ、コロボックル達の「セイタカ」さんへのお願いを叶えてあげる事を、おわすれなく…。





「どうだい?葉っぱのお手紙。。とどいたことあるかい?

ふふふ。おばあちゃんはねえ、あるんだよお~~ふふふ。

嬉しくて、しばらく取っておいたんだけど、いつの間にかなくなってねえ。。子供の頃だったからねえ。

不思議な事は世の中には沢山あるものさ。

だって人間だけが存在しているんじゃあないものねえ。目には見えない存在達だっているよお。

人間の目に見えるものなんてほんのちょこっとさ。紫外線や赤外線だって見えやしないし、動物達には聞こえても,人間には聞こえない音も沢山あるしねえ。

目には見えないことを信じるのもいいもんだよお。

さ,もう行く時間だねえ。

寒いし,雪が残っているから気をつけてかえるんだよお。

あなたの幸せを祈ってるよ

いってらっしゃい」