「いらっしゃい。
待ってたよ~ささ、入って暖まっておくれ~
今日はねえ、街に行って、おばあちゃんのピンクの帽子と、ミャーのピンクのずきんと、ガーのピンクの蝶ネクタイを買ったんだよお~
ミャーは嫌がって取っちまったんだけど、ガーはなんだか嬉しそうに何度も鏡の前を通ってたよお~ふふふ。
そしてねえ、あなたには、美味しいドーナツを買ってきたよお~食べておくれ。
何と言ってもドーナツには、イングリッシュティーだねえ。ふふふ。
さ、飲んで食べながら、聞いておくれ。」

「44話目のお話だよ」
<いちじくの木の精霊>
いちじくの木が、昔、小学一年生まで住んでいた古い平家の庭にありました。
とても古い家でした。小さな、庭にはいちぢくの立派な木とバラの小さな木がありました。。
立派ないちじくの木は、毎年たくさんの実をつけ、落ちてしまわない様に母は取るのが大変だった様に思います。
いちじくの実は、小さな私には、あまり好きではありませんでした。
いちじくの実を取る時ミルクの様な白い液が出るのも私には、不思議で少し怖かったのです。
ある日、一人でお留守番をしていた時、古い縁側に座って、庭を見ていました。
よく縁側に座って庭を見つめている事があったのですが、そんな時にはいつも、いちじくの木を
じ~っと眺めていました。

イチジクの木は、少し怖くもあり、少し淋しくもありました。
だから、あまり好きではなかったのに、何故か見てしまうのです。
いちじくの木をずっと見ていると、木が泣いている様にも見えました。
涙を流している様にも見えました。

そして、その木のまわりは、いつも白く淡い光がただよっている様に見えるのです。
その日も、「あのあわく光る白いのは何だろう?」と思って見ていると、木の姿と重なる様に、白くあわい光が人の形をとりはじめたのです。
私は、別におどろきもせず、見つめていました。
その光は、やがて、はっきりと人となって現れました。幼い私は「なぜ木から人が出て来たのかな?」と思っていましたが、それはあわく白く光る、いちじくの木の精霊だったののです。
今でも、はっきりと憶えています。
その精霊は女の人で、髪が腰ほどまで長く、とても美しく、ギリシャ ローマ時代の彫刻の様な顔で足が全て隠れる長い布をまとった様な服を着ていました。
その美しい瞳は幼い私をじ~っと見つめて、口が何か言った様な気がしましたが、何も聞こえず、その後少し微笑んで、消えてしまいました。

私は、その美しい瞳が本当に悲しそうだったのを、とてもよく覚えていますそんな、ある日の出来事をすっかり忘れてしまい、小学校2年生になる前に、古かった平家を壊し、庭も全て更地にして3階建ての家に立て直しする事になったのです。
その後、大人になっても、その出来事を思い出す事はありませんでした。
今は、その美しい女性が、いちじくの木の精霊だったとゆう事、古い庭をそのままにしてほしかった事、古い平家と古い庭には、たくさんの精霊や小人、妖精たちが居た事…などが理解出来ます。
その日、現れた精霊もそうですが、妖精や小人、光の存在達は、たとえ住処である木や花や
森が人間の手によって、失われたとしても、人間に対し、怒りや恨みを持ちません。
彼らは、”愛”で出来ているから。
そして彼らは、いつも人間に対し、やさしさと愛を自然の木々や植物、花々と共に贈り続けてくれているのです。
あの、いちじくの精霊の様にやさしい微笑みで…。

「精霊はどこにでもいるねえ。
最近は,小さなおじさん、とか言って若い子には見えるようだねえ。
精霊は4つのエレメントの近くで見える事が多いんだよお。
火、水、地、風だよ。

それらのエレメントの近くでいたら、そっと目を閉じて感じてごらん。。。
あなたにも心の目で、捉える事ができるよお~ふふふ。
さ、長くなっちまったね。
いつも来てくれてありがとうよ。
身体を大切に、自分を大切にね。
思いやりを忘れずにね。
あなたの幸せを祈ってるよ
いってらっしゃい」
待ってたよ~ささ、入って暖まっておくれ~
今日はねえ、街に行って、おばあちゃんのピンクの帽子と、ミャーのピンクのずきんと、ガーのピンクの蝶ネクタイを買ったんだよお~
ミャーは嫌がって取っちまったんだけど、ガーはなんだか嬉しそうに何度も鏡の前を通ってたよお~ふふふ。
そしてねえ、あなたには、美味しいドーナツを買ってきたよお~食べておくれ。
何と言ってもドーナツには、イングリッシュティーだねえ。ふふふ。
さ、飲んで食べながら、聞いておくれ。」

「44話目のお話だよ」
<いちじくの木の精霊>
いちじくの木が、昔、小学一年生まで住んでいた古い平家の庭にありました。
とても古い家でした。小さな、庭にはいちぢくの立派な木とバラの小さな木がありました。。
立派ないちじくの木は、毎年たくさんの実をつけ、落ちてしまわない様に母は取るのが大変だった様に思います。
いちじくの実は、小さな私には、あまり好きではありませんでした。
いちじくの実を取る時ミルクの様な白い液が出るのも私には、不思議で少し怖かったのです。
ある日、一人でお留守番をしていた時、古い縁側に座って、庭を見ていました。
よく縁側に座って庭を見つめている事があったのですが、そんな時にはいつも、いちじくの木を
じ~っと眺めていました。

イチジクの木は、少し怖くもあり、少し淋しくもありました。
だから、あまり好きではなかったのに、何故か見てしまうのです。
いちじくの木をずっと見ていると、木が泣いている様にも見えました。
涙を流している様にも見えました。

そして、その木のまわりは、いつも白く淡い光がただよっている様に見えるのです。
その日も、「あのあわく光る白いのは何だろう?」と思って見ていると、木の姿と重なる様に、白くあわい光が人の形をとりはじめたのです。
私は、別におどろきもせず、見つめていました。
その光は、やがて、はっきりと人となって現れました。幼い私は「なぜ木から人が出て来たのかな?」と思っていましたが、それはあわく白く光る、いちじくの木の精霊だったののです。
今でも、はっきりと憶えています。
その精霊は女の人で、髪が腰ほどまで長く、とても美しく、ギリシャ ローマ時代の彫刻の様な顔で足が全て隠れる長い布をまとった様な服を着ていました。
その美しい瞳は幼い私をじ~っと見つめて、口が何か言った様な気がしましたが、何も聞こえず、その後少し微笑んで、消えてしまいました。

私は、その美しい瞳が本当に悲しそうだったのを、とてもよく覚えていますそんな、ある日の出来事をすっかり忘れてしまい、小学校2年生になる前に、古かった平家を壊し、庭も全て更地にして3階建ての家に立て直しする事になったのです。
その後、大人になっても、その出来事を思い出す事はありませんでした。
今は、その美しい女性が、いちじくの木の精霊だったとゆう事、古い庭をそのままにしてほしかった事、古い平家と古い庭には、たくさんの精霊や小人、妖精たちが居た事…などが理解出来ます。
その日、現れた精霊もそうですが、妖精や小人、光の存在達は、たとえ住処である木や花や
森が人間の手によって、失われたとしても、人間に対し、怒りや恨みを持ちません。
彼らは、”愛”で出来ているから。
そして彼らは、いつも人間に対し、やさしさと愛を自然の木々や植物、花々と共に贈り続けてくれているのです。
あの、いちじくの精霊の様にやさしい微笑みで…。

「精霊はどこにでもいるねえ。
最近は,小さなおじさん、とか言って若い子には見えるようだねえ。
精霊は4つのエレメントの近くで見える事が多いんだよお。
火、水、地、風だよ。

それらのエレメントの近くでいたら、そっと目を閉じて感じてごらん。。。
あなたにも心の目で、捉える事ができるよお~ふふふ。
さ、長くなっちまったね。
いつも来てくれてありがとうよ。
身体を大切に、自分を大切にね。
思いやりを忘れずにね。
あなたの幸せを祈ってるよ
いってらっしゃい」