$LICA & FUMITOのブログ


シドニーはとても過ごしやすい街で、パワーハウスミュージアムも、素晴らしい美術館でした。
美術館の方々も、思いやりある,アートに理解の在る方々ばかりで、とても良い経験でした。

当時3歳の息子を連れの1ヶ月間の滞在でしたので、日中、美術館内で東京リサイクルプロジェクトを開催しているので、美術館がオープンしている間中、行っているので、当然おちびちゃんは、預けることになります。

美術館の隣に、保育園があって、美術館で働くママ達が子供を預けています。私もそこに1ヶ月間のみ預かってもらう事になりました。
保育園に行くと、様々な人種の子供達が居て、保母さんも,アジア人、オーストラリア人でした。言葉は皆もちろん、英語。
うちのおちびちゃんは、初恩,と書いて、ショオンと読むので、海外では、大丈夫だろう、と思ったら、アジアンの保母さんは、ショーンと発音出来ず、ホオーンみたいな発音で、おちびちゃんも、自分が呼ばれている、とわからず。。。私は一瞬「大丈夫か。。?」と冷や汗が出ました。でも、ここまできたら後には引けない。

実家に1ヶ月間預けることもできたのですが、きっと海外での生活は息子にとっても良い経験になる!と感じて連れてきたので、きっと大丈夫!と信じました。
でも、初日から1週間くらいまでは、預けて保育園を出ようとしたとき、泣いて泣いて、「ママ~行かないで~」と言うのです。。後ろ髪惹かれる思いで、涙しながら出たのを覚えています。

3週間が過ぎたころ、お迎えに行った時に、周りの子供達が口をそろえて、「しょーんたん、バイバーイ」と言ってくれたのです!「しょんたん」と言うあだ名で、自分の事も「しょんたんね。」と話すので、それが通じたのか?びっくりしましたが、息子も「バイバーイ」といっていました。私はそれを聞いて今度は、嬉し涙が出ました。子供ってすごい。言葉や、人種を超えて通じ合うのが,早いな~と。

「しょんたん、お友達で来た?保育園楽しい?」と聞くと、「お友達いるよ。おもしろいよ」と言ってくれて、ほ~っとしました。


さて、本題の「東京リサイクルプロジェクト」をスタートして、2、3日経った頃、ある人が私達の所にやってきました。
「私もこのプロジェクトに参加したいから、家に来てくれる?」と....。

それは、地元の有名なデザイナーからでした。。。


明日へつづく。。。


<この奇跡の出来事シリーズは、LICAの実話のヒストリーをブログ連載として書いています。
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