いよいよ、ファッションからアートへの第1歩、東京青山のW美術館でのアート展で、「東京リサイクルプロジェクト」をはじめて開催する事になりました!
相方はこれまでのエンターテイメントショーよりも、繊細に準備を整えたにもかかわらず、

「いけるか?いけるか?」と、あせっていました。
わたしは、余裕で、「いける。大丈夫や。」と落ち着き払っていました。笑

まるで、いつもと反対でした。
いつものショーの本番では、私の方があせっていても、相方はいつも豪快に笑っていました。
でも、相方にとって、アートは、人生の役割であり、使命なのでしょう。ものすごく、繊細で、完璧な準備をしていました。

「東京リサイクルプロジェクト」は、その人の思い出のつまった服を、思い出と共に1枚1枚リサイクル、つまり仕立て直すのです。本当に1枚1枚やるので、生地から創るよりも、ほどいたり、縫い直したりで、手間がかかり難しいのです。
しかも、その人のサイズや、好み、そして何より思い出の詰まった部分を残してリサイクルするのです。
始めに思い出のストーリーを、カウンセリングシートに書いてもらうのですが、「学生のころ初めてのバイト代で買った、胸元の刺繍の入ったデザインが大好き」というストーリーであれば、
その胸元の刺繍の入ったデザインの部分は生かすのす。そして今、のその方に合うデザインをプラスしてカタチを変えるのです。
これは本当にその人のみの、オートクチュールなので、「リサイクチュール」と名ずけて、取り組みました。

W美術館では、開催期間は1週間ほどでした。
沢山の人が来場し、自分の思い出の服を持参して、東京リサイクルプロジェクトに参加される方も沢山いましたが、時間のかかるリサイクチュールなので、数を制限して受け付けました。
その中にも様ざまなストーリーがあり、私は、そのアートプロジェクトを経験し、此れまでのファッションのエンターテイメントショーは全く違う、「個」に対しての、しかも、思い出のストーリーという、繊細な心の内側への旅を経験しているようでした。

その初の「東京リサイクルプロジェクト」は、アート界で、とても高く評価され、信じられない話が飛び込んできました!!!

それは~!!!!!  明日へ、つづく。。。笑!