私がまだ20歳のころ、ちょうど、専門学校を卒業する頃の事です。

家庭の事情で、行きたかった芸大に行けず、デザインの専門学校のアパレル科に行っていましたが、2年分の学費しか出せず、2年制の学校でした。

ファッションの学校はほとんど3年制でしたので、やはり学ぶ事は限られていました。
しかも、アパレル科は生徒がたったの9人。。。インテリアやイラスト科がメインの学校だったので、学校側としても、アパレル科には全く力を入れていませんでした。

そんな学校だったので、就活しようにも、私の学校には1社の募集も来ていませんでした。

先生に相談しても、「この学校からじゃ、まずバイトで販売くらいしか、難しいかもね」とあっさり、言われてしまい、。。。まずい。。とはじめて現状に唖然としたのを、覚えています。

就活の頃、すでにアパレル科の生徒は6人になっていて、他の皆は、まったく就職する気もなかったようでした。

割とのんびりしていた私は、その時はじめて、「しまった!2年制はこの学校しかなかったものの、このままじゃ、デザイナーになれない!」と焦り始めました。

何しろ、物心ついたときから、着せ替え人形で遊ぶのが大好きで、小学校では着せ替え人形を自分で描いて作ってましたし、デザイナーと言う職業がある、と知ってからは、デザイナーになる。と決めてたので。。

そして、私は大阪の有名なブランドを出している会社の電話番号を調べまくり、電話をかけまくりました。。。が、ほぼ、2年制で、無名な学校に行ってる。。と伝えた途端、「あ、うちは3年制の、〇〇専門学校と△△専門学校出身でないと、デザイナー、パタンナー試験は受け付けてません。
と言われ続け、それでもあきらめずに、電話をしていると、1件だけ、人事課の人が話を聞いてくれて、「まあ、まず無理だと思うけど、試験だけは受けていいですよ」と言ってくれて。。

就職試験を受ける事に。。。

そして、それを先生に言うと、「え!あそこは超優良企業で、倍率も高いからまず無理よ~~」と
笑われ。。。
めげずに、大の苦手のパターンも試験があると言う事で、悩んだ末、なんとなく、このパターンが試験に出る気がする。。と思ったものを丸暗記して、試験に挑んだのです。。

すると、なんと、予想してた通り!!のパターンの試験が出て、丸暗記は見事役に立ち、2次試験に進みました!

そして2次試験のデザイン画は、大得意だったので、難なく、パスし、3次試験の面接。。。

あろうことか、私はぼろぼろのデニムの上下で、面接に行って、皆がスーツ姿なのにびっくり。。
いや、あの当時ぼろぼろのデニムが1番お洒落だと、思っていたので。。。苦笑

ドキドキマックスで、面接が始まると、案の定、「これまでうちの会社では、2年卒のデザイナー、パタンナーは採用したことがないんです」と言われ。。。
「ところで、この〇〇専門学校って、ファッション科はあるんですか?」
「はい。。一応。。」
「何名くらいですか?」
「あ。。6人です」
「。。。」
「その格好は好きなんですか?」
「はい!今1番お洒落だと思っています!」
「。。。」
とゆうような会話で、あとは覚えていないぐらい緊張し、終わったのです。

「あああ~~もうだめかな~」と帰り道思ったのですが、
「いや、絶対そんなことはない。思いは現実に成る!!」
と信じて、待ちました。

すると、採用!!の連絡が!!しかも、デザイナーで!!
デザイナー志望が多いので、デザイナー志望でもパタンナーや、生産管理など、違う部署での採用が多いのです。その年は、応募が230名ほどでデザイナーとしての採用は3人でした。

先生のびっくりした顔は、今でも覚えています!笑

これが私のその後の奇跡の連続の人生の始まりのです。(今思うと奇跡でも何でもないんですが。。だって、自分で創ってるんですもんね)

中学生の頃はじめて、ナポレオンヒルや、マーフィーの「思考は現実化する」を読んで、ああ、そうだろうな。。と知っていたので、それを使ってはじめて創った現実化でした。

そんな私の実際に経験してきた、沢山のお伝えしたいフォログラムの創り方。があります。

わくわくして、1dayセミナーに遊びにきてください~~^^