私もいつもお世話になっているバードショップ(鳥しか扱わないショップさんです。)では、
よくこんな言葉を耳にします。
「鳥ってあまり感情表現がなくって…」
「大人になってからだと、あんまり懐いてくれないんですよね?」
「噛まない鳥っていますか?」
…鳥をこよなく愛する皆様は、こんな認識どう思います?
世間では、ワンコやニャンコと暮らしている方は数多くお目にかかりますが、
普通に生活している中で、鳥と暮らしている方とめぐり合うのは結構大変だったりします。
でも!
だからといって、鳥と暮らしている人がいないわけではないんです。
ただ、一緒に出歩いたり、自慢できる場所がないだけなんですよね~。
それに、そもそも鳥の生態や暮らしぶりを、どれだけの一般の人は理解できているでしょう。
私の友人にも「インコ」と聞くと、すかさず「セキセイインコのこと?」と答えが返ってきます。
日本には、昔からインコは暮らしていましたが、ごく一部のマニアにしか受け入れてもらえていないだけなのに。
日本はフィンチ類が強いですからね、インコのような個性の強い個体は確かにいません。
でも、野鳥だってもっともっとよく知れば、思いのほか性格が強かったり、信じられないような場所に暮らしていたりするんです。
なので。
ゆっくりのんびり、のろまな歩みでも、確実に鳥の認識を広めていきたいものですね。
私は、上記のような質問をよく受けますが、そのたびにひとつずつ説明をしていきます。
「鳥は人をよく見ています。鳥は私たち人間の鑑(かがみ)だと思ってください。
冷たくすれば冷たくされますし、愛情をたっぷり注いであげれば、それ以上の愛情を注いでくれます。
あなたは、ご自分の鳥さんに愛情を注いでいますか?」
「ヒナのうちは、人に懐くわけではなく、餌になつくんです。
人はそこを誤解しがちで、独りでごはんを食べるようになったからといってスキンシップを取らなくなるから、
人から離れていくんです。
どんなに大人になっていても、挫けない気持ちと、どんなことでも受け入れる心の余裕があれば、
驚くほどに懐いてくれるようになりますよ」
「噛まない鳥なんて、まずいません。
私たち人間だって、いきなり誰かに叩かれたり、驚かされたりしたらどうしますか?
『噛む』という行動は、鳥からすれば、単純な自己防衛です。
噛まない鳥を望むのではなく、噛まずに済む環境作りを心がけていきましょう」
人の心に敏感な生き物です。
私たちの喜怒哀楽に、これほどにシンクロしてしまう生き物です。
だからこそ、私たちは愛情を忘れてはいけません。
思いやり、尊敬する気持ちを見失っては、素敵なバードライフは得られません。
これは、ワンちゃんやニャンコちゃん、広くは対人間にもいえることですよね?
人は、それを忘れてはいけないのです。
人の都合で、人の生活の中に存在しているすべてのコンパニオンアニマル達に、
私たちは、感謝し、尊敬してこそ、ようやく人として暮らしていけるのだと思います。
あぁ、なんだか、何を書こうとしたのか判らなくなってきましたが、
我が家で新たな誕生を迎えるたびに、私は初心に帰るように心がけています。
これからも、たくさんの親ばかネタにお付き合いいただくかもしれませんが、
我が家の鳥さん共々、よろしくお願いいたします。