原作はイギリスでとても有名な児童文学だというのは知りませんでした。

ジブリ作品だから観に行ったという訳でもなく、音楽を担当しているのが村松崇継さんであり、ギターをミロシュが弾いてるとしり、俄然興味が湧いたのでした。

予告編を観ると、少女たちのひと夏の不思議な体験物語、友情の話かしら?と・・・もちろんそうではあるのだけど、考えていたよりもとてもとても素敵なお話でした。

ヨーロッパの童話や神話のように、純粋なハートを持つ子供が妖精や幽霊に出会ったのかしら?という感覚でラスト近くまで考えていたのですが、素晴らしいハートウォーミングな結末で、観終わった後、幸せな感覚が残りました。

舞台設定が北海道、道東あたり?かな・・というのもいい。
日本の風景の美しさ、写真や動画とも違うアニメーション技術で描かれた湖や森、夜空がたまらなく綺麗なの。

もちろん、村松さんの音楽がロマンチックさを盛り上げてくれます。
幼い日々、童話を読んでいた頃の気持ちが甦りました。