アカデミー作品賞を受賞した英国王のスピーチを早速観に行きました
イギリス王ジョージ6世(ヨーク公アルバート王子)の史実を基にしています。
この話のテーマは吃音症(きつおん)を克服するために、
言語聴覚士であるオーストラリア人のライオネル(ジェフリーラッシュ)の治療を
受け、新王に着任し国民の信頼を得るというストーリーです。
ジョージ6世(コリンファース)は、現エリザベス女王の父親。
エリザベス女王は可愛い子役が演じてます。
国王でも普通の人と変わらない悩みや苦しみを抱え、
人前で話をする義務を負い、長男であるエドワード王に代わり
不本意ながら、国王の任を負わなければならない。
苦難の時に必要なのは、家族や友達の思いやりや、
自分で決断する事の大切さが伝わってきました。
戦争の時代に国の象徴として、国民の上に立つ事は大変だったのだろうな。
どんでん返しもないし、悪人もいない、淡々としたストーリーなので、
派手な大作とは全く違う。最近のアカデミー賞は実在の人物を演じたり、
映画化すると受賞する方向性が強いのかな?
ただ、日本語字幕だと本来の面白さはきっと半減してしまう、英語圏でないと
こういった作品は本当の意味で楽しめないのでは?と思いました。
ところで、私のお楽しみは英国俳優が続々出演している事
ライオネルローグ役のジェフリーラッシュ
最近では、パイレーツオブカリビアンのバルボッサが重なっちゃうし
エリザベス1世のヘレナボナムカーター
ハリーポッターのべラトリックスだし、
悪役に囲まれてる国王、おもしろいな。
父である前国王はマイケルガンボン、チャーチルのティモシースポウル
ハリーポッターのダンブルドア先生と、裏切り者のピーターペティグリュー
兄王のエドワード8世は、ハートロッカーに出てたガイピアース
イギリス映画が好きなので、見覚えがある役者が出ると楽しい
本日は1日ファーストディなので、平日ながら結構映画館は混んでました。