先週3日(木曜日)、
一人1日1便のみ
自宅前を通過するバス(5:30)に乗り
オブリガード(obligado)へ。
ここオブリガード(obligado)は
(名前がポルトガル語っぽいので、
ブラジル人が作った街かと思いきや、
ドイツ人が多く住む街なんです。)
ドキドキしながら、そして緊張して眠れなかったせいか
若干バス酔い。
一人、バス停で降りたら、
知り合いのおじさんが待っててくれた!
かなりうれしかったー。
そして、テクテク会場へふたりで。
まっ、予定時間をさらっと30分ずらしてのスタート。
(これは普通、お決まりの時間)
今回は、酪農家さん向けのセミナー。
乳牛を増やして、生産量を増やしましょう!
みたいな主旨で、一日をフルに使ったセミナー。
最初は、エサのこと、牧草のこと、小屋のこと、
牧場の管理のことなど施設に関してのことや、
最近の酪農を取り巻く環境、牛乳は南米でニーズがある!とか
そういうこと、たくさん伝えていました。
その後、ブラジル人の専門家のお話。
もちろんポルトガル語。
でも、なんとなく聞き取れる。
パラグアイ人はみんな笑っていた。
みんな何となく(どころじゃないとおもう)、通じている。
すごい。国が近けりゃ、日本でいう、訛みたいなもんなのか。
そして、お昼はアサード!しかも無料。
会場にいた二人の日系人の方と少しお話をする。
こんな機会はめったにありませんので。(私の任地にはいないので)
自分の所属先農協のことなど少しお話する。
んでもって思い切りアサードを食べ尽くす!
一緒に行っていた先輩と二人で、会場で最後まで食べる(笑)
午後は、ちょっと面白い講義。
先生はパラグアイで珍しくバーコード先生。
お話もテンポよく、結構笑いがありました。
その先生は、獣医さんみたいで、乳牛のお産に関することを
お話ししてくださいました。
私のじいちゃんと、ばあちゃんは酪農家だったので、
小さい時のこと、思い出しました。
前半は講義、後半は前日に生まれたばかりという
かわいい仔牛ちゃんと実践編。
逆子の時はこんなふうに取り出す、とか
こんな器具を使ってみて、とか、
キーポイントは肩をズラして取り出す、
ひもや器具は仔牛のあごに引っ掛けてとか。
最後の講義は、牛の脚に関すること。
牛も人間同様、歩き方に癖があって、
それに伴い、ひざの開き方(内股、外股みたいなの)、
蹄に影響する病気など、たくさんケースをお話。
後半は、外に出て実際に蹄の処理の仕方、
病気の蹄を実際に見て、処理の仕方をみんなでお話。
(私は、何よりもこの牛がかわいそうで、かわいそうで。。。)
蹄の処理をしているときに、重傷部分が出て来て、
血がだらだらと滴り落ちて来たら、とにかく牛が暴れて、
かわいそうだった、、、。
途中、雨が降って来たのですが熱血指導は続きます。
私は、長靴にカッパを準備していたので、OK!
こんなの日本人しかしません。
とにかく、色んな経験をしました。
所属先農協の親農協はとにかくインテリな人が多い!ってこと、
ポルトガル語(ブラジル)が少し分かったこと、
こんなに熱心なパラグアイ人が身近にいたこと。
肌で感じました。
最後に、なぜが会場で抽選会。
プレゼントがありました。
当たりませんでしたが、、、、。
帰りは、途中から来ていた組合長と車で帰宅。
とにかく、貴重な経験でした。