歴史の話は苦手なのですが

頑張って最後まで見ようと思いますにこにこ

さてさて今回は「鷹司政通」「清子」「九条幸経」「九条尚忠」です。

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鷹司政通 (たかつかさ・まさみち) 宝田 明

天皇を補佐するのは近衛、九条、二条、一条、鷹司の5家であり、摂政、関白はこの御摂家より必ず補任されてきた。鷹司政通は、幕末の困難な時代に仁孝、孝明二代の天皇の関白を務め、その在職は34年の長期に及び、学習院の設置、薄禄延臣の救済にも力をつくした。政通の在職中は幕府と諸外国との間に和親条約が結ばれたが、外交方針を巡って朝幕間の対立は起こらなかった。これは政通が和親交易に対して好意的で、朝廷を説得して幕府を支持したためだが、政通の関白辞任後、安政5(1858)年、日米修好通商条約締結に朝廷は反対する立場を取り、幕府との間にさまざまな軋轢を生むことになる。
辞してからも政通は引き続き枢機として孝明天皇の側に仕え、朝廷内に大きな影響力を行使した。
慶喜の義理の伯父にあたる。


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清子(きよこ) 有馬稲子

慶喜の父・斉昭の姉で関白太政大臣・鷹司政通に嫁入りした。
朝廷を思いのままに動かすほどの権力者であった。
清子は京風の生活にもすっかり慣れ、関白の妻としての教養も身につけ、それなりに幸せであったが、幕府の終焉が近づくにしたがって京都にも大きな変化の波が押し寄せる。
下級公家のクーデター、倒幕運動、慶喜の将軍後見職就任のど、清子はその度に舞台裏で働くことになる。夫・政通が関白を辞任した後は、息子輔凞(すけひろ)の関白就任のために尽力する。


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九条尚忠(くじょう・ひさただ) 森山周一郎

幕末の公卿。
安政5(1858)年、日米修好通商条約締結、将軍継嗣、安政の大獄、皇女和宮降嫁などの重要な政治問題で、関白として幕府との協調路線を取りながら朝廷内で活躍した。将軍継嗣問題では徳川慶富(家茂)擁立を図る南紀派につき、通商条約では勅許を求める幕府との間を取り持ち、大老・井伊直弼の意見が朝議に反映するよう尽力したため孝明天皇の不振を買い朝廷内で孤立、内覧を辞職したが、幕府の後押しにより復職。和宮降嫁では積極的に公武合体を進めた。井伊の死後、台頭した尊王攘夷派から非難を受け、関白、内覧を辞職。出家して円真と称したが慶応3(1867)年、還俗を許された。

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九条幸経(くじょう・ゆきつね) 稲葉暢貴

関白・鷹司政通の次男。
九条尚忠の養子に入る。実家の鷹司家が隣だったため自由に出入りしている。
ドラマでは線が細く、病弱な人物として描かれている。実父が30数年にわたり関白の座をつとめていることもあり、権大納言、権中納言、左近衛権中将、正二位を受ける。
安政3(1856)年、鷹司政通が関白を辞して特旨をもって太閤と称されると、義父九条尚忠が関白となるが、晩年は安政の大獄に巻き込まれた鷹司政通と日米修好通商条約の勅許を取ろうとする義父・九条尚忠の間に挟まれ、安政6(1859)年没した。

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