おいしい野菜と出会う第1章：アメリカ留学

そもそも私は北海道生まれの北海道育ち。



大学はアメリカのオレゴン州。

父親が牧師だったこともあり、
奨学金をもらいミッション系のプライベートカレッジに入学。

アメリカで日本語の先生になろーなどと
漠然とした夢を持ち4年を過ごした......

しかし、
18歳で渡米したこともあってか（←言い訳）勉強3割、遊び7割。

気がついたら、料理と散髪技術と、ビリヤードが上手くなり
パーティ三昧でお酒が強くなっただけだった。
（幸いアメリカ人の友達がそれなりにいたので、英語はしゃべれた）

このままではイカン。

私は長男。

日本に帰ったら何の経歴もない、どーやって仕事する？

家族なんか持てないべやー...

というモーレツな不安に直面し、一念発起。


札幌の年老いた両親に相談し、
ラストチャンスをくれと無理矢理頼み、
2年間の延長をお願いする。

さー何をやろう。




待てよ、



おれは絵が描ける。



アートで仕事に結びつくのは何???????


そんなとき、アートクラスの先生が教えてくれた。

「グラフィックデザインがあるよ」と。


そんな仕事考えたこともなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



そーと決まればすぐ行動!

学校を探し、話を聞きに行き、書類を揃え、TOEFLを受け、

晴れてPCCのグラフィックデザイン科に入学。


留学以来、一番濃密な時間を過ごした。


充実した日々は、目的が定まったから…


つくづく目標設定が大事なんだなと、ちょっぴり大人になった自分がいた。


よっしゃ------!!

これから日本に帰って
バリバリのデザイナーになるぞー



と期待で胸膨らませ、自信満々でオレゴンを離れたのであった。




つづく...