東京の町歩きが好きな方ならば聞いたことがあると思われる東京スリバチ学会の皆川会長のお話を聞いてきました@法政大学マルチメディアホール~⭐
年度末に退職される陣内先生の建築フォーラムの番外編として急遽企画されたそうで、私も前日に偶然気づくまでまったくのノーマークでした!
テーマはズバリ、地形と水が育んだ東京の歴史と都市形成~⭐
皇居の東と西で、道の形状が違うこと、その理由は地形と水です。
大きな区分としては、山の手である武蔵野台地と川の手である下町低地ですが、その台地の中にも谷と名の付く低地と山と名の付くその回りの高台、そして田と名の付く川沿いの低地がたくさんあります。
また、江戸時代の地図で確認される用途も明確で、高台は武家屋敷、低地は職人や町人の住む下町です。高台の中の低地は大名屋敷の池という見事な規則性があるそうです!
現在、広い区画の武家屋敷が公共施設や高層住宅になっていますが、土地利用の考え方は変わらずに、江戸の構造が現在の東京に継承されているそうです。
こうした話は、感覚的に理解していたものが体系化されるので、すんなりと頭に入ってきます!
仕事の方も感覚的にすんなりと頭に入ってくれるといいのにな~?
この週末も、江戸東京の基層という続きを聞けるようなイベントがあるそうです~♪
これまで触れられていない古代中世の話のようなので、すでに決まっている予定の合間に行ってみようと思っています!