お散歩も文学旅 | とりあえず

海岸から5分ほど歩いただけですが、あたりは木がいっぱいの山の景色に変わります。



そんな一角にあるのが蘆花記念公園

逗子を有名にしてくれた恩人が、徳富蘆花だそうで、逗子市の花はほととぎすだとか。


今年のお出かけは、徳富兄弟にご縁 があります。



この看板がある場所は、桜山という地名の通り、桜の木が植えられている広場のような公園ですが、この一角を含む広い一帯が記念公園らしく、ずっと奥に入っていかないと、郷土資料館には行かれません。。。あいにく時間切れ…涙!



郷土資料館の建物は、徳川家16代家達公(元貴族院議長)が別荘として建てたもので、建物自体も見てみたいし、蘆花愛用の机などもあるそうです。さらに、そこからの景色が素晴らしいそうなので、ぜひ時間をとって出かけてみたいものです!~って、時間だけはたっぷりあった若い頃に、すぐ近くに住んでいたのに足を運ばなかったのだろうって悔やまれます…泣!





「蘆花 独歩ゆかりの地」の碑 。。。写真右側の大きな碑です。


徳富蘆花夫妻や国木田独歩が過ごした柳屋旅館の跡地に建てられています。

碑は、藤原楚水の筆によるものだそうです。



昭和29年にここにあった柳屋旅館の建物は焼失してしまったそうですが、「自然と人生」や「不如帰」はこの地で生まれたそうです。


左側の碑には、「青いくも 白い雲 同じ雲でも わしゃ白雲よ わがまま気がまに 空を飛ぶ」 という蘆花の句が刻まれています。





この碑(旧柳屋旅館)の目の前には、田越川が流れ、赤い欄干の富士見橋が色を添えています。


このあたり、違法係留の小型船でいっぱいだったのですが、橋の向こう側に渚マリーナという施設ができて、すっきりしましたね~♪





他にも文学碑が多くあるようなので、ぜひ出直します!!



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