今日のお弁当 ~ 映画と映画音楽の本

『ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本』を読みました。
音楽の視点から映画について、菊地さんらしく語っている可笑しな本。
彼のルーツは映画にあって、ゴダールとマイルスが好きなのが良く分かりました。
10年以上前、フランス映画が好きでフランス映画を見ないと眠れない頃があったのですが、
ゴダールは見ていないんです。嘘みたいだけれど。
ヌーベルヴァーグで好きだったのは、トリュフォーの「突然炎のごとく」と、
ルイ・マルの「死刑台のエレベーター」あたり。
特に「死刑台のエレベーター」は、サスペンスなのにコミック映画みたいで面白かった。
この本で、私がコミカルに感じたことをズバリ指摘されていてスッキリ。
だってあまりいないでしょう?「死刑台のエレベーター」をコミック映画だなんて言う人。
この本を買ったのは4年前。
2009年12月のオーチャードホールのライブの時に、サインをしてもらいました。
(これまたふざけたサインなのです)
サインと一緒に、本がしっとりするくらい愛用の香水を吹きかけてくれたのですが、
(友人達はその行為を“マーキング”と呼んだ)
今でも匂いがしっかり残っているのに軽い衝撃を覚えるのでした。
【 今日のお弁当 】

・ガパオ
・プチトマト

【 Pポイント 】
ひき肉を使わず、鶏もも肉を包丁で刻みました。
作っている途中にオイスターソースを切らしていることに気づいて、
どっと疲れが押し寄せました。
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