お気に入りの台所道具 ~ コーヒー編

お気に入りのコーヒーの道具は、ドイツのLEINBROCK’S(ラインブロック)のミルです。
初めて出会ったのは8年ぐらい前、原宿の雑貨店でした。
商品として並べられていたのではなく、レジの後ろに置いてありました。
このミルから目が離せなくなり、店員さんにたずねると、
「これは取り置きのものです。買い付けに行っても必ず入るものではないし、
既に予約のお客様も多いので・・・」そんなような返事をもらいました。
それからしばらく、神戸で雑貨店めぐりをしていた時に、最後に行った店でこのミルを見つけました。
そして、それは良い教訓になりました。

上から見ると、ブルーのラインが効いています。
50~60年代頃のものかと思います。

正面は、水しぶきのあたる所に置いているので、塗装がはげてしまいましたが、
後ろは、きれいなトースト色です。

ドームを開いて豆を入れます。
古いものですが、切れ味は全く問題ありません。
状態の良いものだったのでしょう。

もうひとつは、ザッセンハウスのサンティアゴ。
脇にはさんで挽くニーミルです。
やはりミルの王様ザッセンを使ってみたくて、一時倒産したザッセンが復活したのを喜んで、
この白木のサンティアゴを購入しました。
横幅7㎝ほどと、とてもコンパクト。
しかしこれが不安定で挽きにくい。

奥行きは13㎝たっぷりあります。
このカラーは日本未入荷だそうですが、今ではなくなってしまった日本の雑貨店で購入しました。

豆を入れるスペースも、3.5×4㎝と小さめです。
ラインブロックにすっかり満足して、ザッセンはすっかりオブジェとなってしまいました。

ふたつ並んで。
ちなみにドリッパーはコーノ式を愛用しています。
あれこれ試して、私にはコーノ式が良く合いました。
ドリッパー探しにも紆余曲折話がありますので、いつかまた。

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