「ブラジル映画祭2011」プレイベントへ

いよいよ来週から始まる『ブラジル映画祭2011』を前に、
音楽ファン必見2作品の見どころ紹介イベントへ行ってきました。
『ノエル・ホーザ~リオの詩人』
26年という短い生涯のなかで、200にも及ぶサンバの名曲を生んだノエル・ホーザ。
古き良きサンバの美しいメロディーと、彼の日記のような詞が日本語字幕つきで存分に堪能できる作品。
現代のブラジル音楽への影響も大きい彼の作品を、私から2曲ほど紹介します。
ネイマト・グロッソが歌う“Feitiço da Vila”(ヴィラの魅惑)。
個人的にネイマト・グロッソといえば、ファンが泣いて喜ぶ?
独特のライブパフォーマンスばかりに目が行きがちでしたが、
こんなにも美しく歌う人なのだと、改めて気づかされました。
※この映画に直接関係のある映像ではありません。
ドナ・カノが歌う"Último desejo"(最後の願い)。
カエターノ・ヴェローゾとマリア・ベターニャの母ドナ・カノ。
とても綺麗な方ですね、御年104歳でご健在なのだそうです。
親から子、子から孫へと歌い継がれるサンバの普遍的美しさを感じます。
『MPB1967』
1967年TV Record主催の音楽コンテストに出場した、ホベルト・カルロス、
シコ・ブアルキ、カエターノ・ヴェローゾ、ジルベルト・ジル、エデュ・ロボなど、
現在も第一線で活躍している彼らの初々しい姿が貴重な作品。
トレーラーだけでも興奮してしまいます。
ジルベルト・ジルがムタンチスと、ビリンバウを取り入れロックしている映像が、
革新的なジルらしく特に印象に残りました。
明日10/9のJ-WAVE「サウジ・サウダージ」で、入賞上位4曲が紹介されるそうです。
なんと映画祭のチケットプレゼントも。これは聴かなくては!
詳細は【番組ブログ】まで。
ブラジルにあまり縁のない方には、サンバのイメージが変わったのではないでしょうか?
リオのカーニバルのような、情熱たっぷりばかりがサンバとは限らないのです。
他の作品も、今のブラジルを感じる見逃せない作品ばかり。
映画祭でブラジルの魅力を発見してみてはいかがでしょうか?
【ブラジル映画祭2011公式サイト】

VIVA BRASIL!