古民家で生ける和モダンアレンジ

ひさびさに花のレッスンへ行ってきました。
古民家を改装したギャラリーでの、花千代先生のレッスン。
写真は、先生のデモンストレーション作品です。
先生の作品は、大胆な花材・色使いでドラマティックでありながら、
上品さとかわいさも兼ね備え、いつも感心しつつうっとりしてしまいます。

教室に入ると、秋らしいたくさんの花がならんでいました。
リンドウとケイトウ。

黒く色づいた唐辛子。
いつものレッスンは、用意された決まった花でアレンジしますが、
今回は、自由に花を選ぶことができました。
たくさんある花の中から、どれを使ってどうアレンジするか、
しばらく頭を悩ませることになりました。

なんとか出来上がった作品です。
テーマは、秋を意識した和モダン。
和は、空間や直線を大事に意識して、色のコントラストや、
植物ではない異素材のものを合わせることにより、モダンさを与えます。
秋だからと言って、ダークな色調でまとめてしまっては面白みがありません。
特に色合わせには気をつかいました。

左側
サンキライで線を意識して、足元を紫のデンファレでキュッとしめました。

まん中
名前がわからないのですが、シルバーに着色されたイガイガのドライがメインです。
花のアレンジにグレー系色はめずらしいと思いメインにしました。
白い羽根のようなのは、ドライのシダ。
一番最初に使おうと決めた花材でしたが、一番使い方に頭を悩ませました。

右側
大輪のダリアをメインに、唐辛子、シュガーバイン、蘭の根などを使って。
1本で決まる大輪のダリアは、花数の多いアレンジが苦手な私にとって、
もってこいの花材です。

やわらかな輝きのあるこのダリアは、「純愛の君」という名前だそうです。
ダリアの右上奥に見える黄色は、トゥールーズロートレックという大輪のバラ。
枯れた秋らしい色調の中に、チラリと瑞々しさを与えました。

頂上
せっかくならとインパクトの強いクジャクの羽根を使いました。
異素材による面白さが際立っています。
やはり花を生けている時が、一番好きだなと思います。
毎日のお弁当作りも花を生ける感覚でやっています。(だから楽しい)
できた作品をみんなで誉めたたえ合い、とても楽しいレッスンでした。
レッスンの様子を、花千代先生がブログに書いていらっしゃいます。
よろしければご覧下さい。 【 花千代のHAPPY FLOWER LIFE 】
※フリーズしている私を探してみて下さい。

NO FLOWER NO LIFE !