【横浜中華街餃子】 山東と上海飯店

横浜の中華街で餃子を食べました。
これは、行列ができる店で有名な『山東』の水餃子です。
丸いころんとした形が、なんともかわいらしい。
厚めでモチモチの皮だとよく言われていますが、
もっとモチモチで、食べごたえのある水餃子を那覇で食べたことがあるので、
むしろ、やわらかく食べやすい印象を受けました。

いつも餃子はタレなしで食べますが、
ココナッツの入った特製のタレで食べてみました。
ココナッツのせいか、タレをつけた方がまろやかに感じました。

海老と豚肉の翡翠蒸し餃子です。
すぐに食べれば良かったのですが、水餃子に時間をさかれてしまい、
少し皮が乾いてしまったので、あまり印象に残らない味でした。
他のテーブルを見渡してみると、豆苗の塩炒めや腸詰など、とても美味しそうだったので、
次回は他のメニューも試してみたいと思います。

山東
神奈川県横浜市中区山下町150
営業時間 11:30~翌2:00
定休日 無休
水餃子1皿 ¥735 10個入り
※近くに2号店がオープンしていました。

続いては『上海飯店』です。
この店は、正直なんと紹介したらよいか非常に悩みます。
一言で言うなれば“カオス”。
確かな筋から、ここの焼き餃子が美味しいと聞いて行ってみたのですが、
外観は、あまり入りたくない古いラーメン屋のようでしたし、
中に入ればいたるところ、どうしてこんな所にこんな物が置いてあるの?
とにかく頭の中が、不思議と不安でいっぱいになりました。
そこで出てきたのがこの焼き餃子です。
なぜ一つだけ白い餃子があるのか?やはり不思議な気持ちは隠せませんが、
いたって普通の焼き餃子に見えました。

良く見てみると海老が入っていました。
ところが、2人前12個のうち海老入りは3個だけ。
これが標準なのか?もしかすると海老入りはサービスだったのか?
それはわかりません。
白い海老入り餃子を一口食べて、それは驚きました。
餃子を超えた美味しさを感じ、箸が止まらなくなりました。
甘くジューシーな中に、確実に感じる絶妙なスパイスの香り。
スパイスの調合は、かなり研究されているのではないでしょうか?

渡り蟹の玉子煮です。
大きく身の詰まった渡り蟹でした。
これも良い塩梅で、とても美味しかったです。
餃子を食べるまでに、こんなに気持ちを揺さぶられたのは初めてでした。
もしかすると美味しく食べるための、序章だったのかもしれません。
店の雰囲気はもちろんですが、スパイスの効いた少しクセのある味も、
はっきり好き嫌いが分かれるところだと思います。
私はとても気に入りました、通ってみたい店です。
上海飯店
神奈川県横浜市中区山下町138
営業時間 11:30~20:00
定休日 水曜日
餃子1皿 ¥580 6個入り

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